歴代iPhoneのデザインから、iPhone15 Proの「5Cデザイン」を考える
先日、次期iPhone15 Proの背面がラウンド処理され、以前の「iPhone5C」のようなデザインになる…という情報が流れました。
iPhone12から続いた現在のスクエアデザインの系譜ですが、3年間続いたことで、次期iPhoneでは大幅に変更になってもおかしくありません。
そんな中、歴代iPhoneを横並びにした画像が話題を呼んでいます。
この画像を見ながら、噂されている新しいデザインについて考えてみました。
iPhone14 Proの何が問題なのか?
記事によると、
Apple関連メディアのApple Hubは、2007年に発売された初代iPhoneから、今年発売されたiPhone14、iPhone14 Plus、iPhone14 Pro、iPhone14 Pro Maxまで、15年間で発売されたすべてのiPhoneを並べた画像を投稿した
ということです。
こちらがその画像。
壮観ですね。
皆さんはどの世代のデザインが好きですか?
3G/3GSの曲面ラインも非常に未来的ですし、4/4sのデザインが最強と言われている理由も分かる気がします。
こうしてみると、「6」以降しばらく続いたラウンドエッジは非常に柔らかい印象を受けます。
「柔らかい」というか、こうしてみると軟弱なイメージも受けますね。「12」でスクエア求められた理由も分かるような気がします。
ただ…。
「12」以降のスクエアエッジiPhoneはやはりカメラレンズの出っ張りがデザインを壊してしまっているのがよく分かります。
iPhone15以降に採用が噂されている「ペリスコープレンズ」が搭載されるとこの出っ張りがかなり改善される…という噂もありますので、楽しみにしたいところです。
さらに…。
「4/4S」のスクエアデザインは、「4インチ」という筐体の小ささから「持ちやすさ」という点は問題になりませんでした。
しかし、「12」以降は6.1インチ以上というサイズ感に拡大された上に、スクエアデザインのiPhoneは手の平でピッタリと包めないため、ラウンドエッジだったそれまでのiPhone以上に持った際に大きく感じられるようになってしまいました。
この問題、私は非常に大きい問題として捉えています。
iPhone11 Pro→iPhone13 Proに機種変した際に感じたのが、このサイズの違和感でした。
ディスプレイの大きさが「5.8インチ→6.1インチ」に拡大したこと以上に、スクエアになってエッジ部の収まりが悪くなったことが、持ちづらさに繫がっていると考えております。
持ちやすさと精悍さを兼ね備えたデザインがiPhone15 Pro?
以前の記事にも書きましたが、以上の考えを基にiPhone15 Proで採用されるという「背面のみラウンドしたデザイン」を見てみると、非常にバランスのとれたデザインであると気付きます。
背面がラウンドしていることで、手にフィットする形で持つことができるためにサイズ感が小さく感じられるでしょうし、手前側のエッジが角張っていることで、精悍なイメージを与えることもできます。
「5C」タイプのデザイン、私は非常に好ましいと考えます。
iPhone15 Proは「チタンボディーで登場」という噂もあります。
さすがに「5C」はプラスチッキーですが、これかチタンだったら…。
なかなかの素晴らしいデザインに仕上がるような気がします。