2023年のAppleも値上げから始まる…
個人的にも2022年におけるApple関連のトピックスで真っ先に思いつくのは「値上げ」です。
もちろん本体価格そのものが上がったものもありましたが、特に日本においては為替の影響が大きかった分、その印象が強まったとも言えます。
「Appleは容赦なく大なたを振るう…」
ということが分かった昨年の苦い意思いを引きずった中で迎えた新年ですが、今年もいきなりAppleからの「値上げの報」で始まってしまうようです。
バッテリー交換費用が大幅アップ(泣)。
リンク
値上げの幅も容赦ない!
正に唐突に発表されたのが、「保証対象外バッテリーサービス料金」。
Appleの修理サービスページに、これまでの料金体系が適応されるのは「2023年2月末まで」と明記させています。
しかもその値上がり幅が半端なく、
〇iPhone→3,000円アップ
〇iPad→3,800円アップ
〇MacBook Air→8,200円アップ
〇Mac Book、MacBook Pro→13,700円
となっています。
いやいや、やり過ぎでしょ!
世の中の情勢も分からないではありませんが、これ程あからさまにアップされては、なかなかユーザーの理解も追いつかないのでは?
大元である9to5Mac等の記事にも、
「バッテリー原材料に関しては、ロシア、ウクライナの関わりは殆どないのでは?」
等の意見が多く集まっているようです。
Appleのお膝元でも相当な話題になっているようですね。
まさか、iPhone14シリーズの売上げ不振の分をここで回収しようなんてことを考えているわけではないですよね?
「バッテリー交換可」への要望論が高まるでしょう!
Appleからすると、
「AppleCare+に加入していれば、これまで通り無料ですよ!」
という見解なのかもしれませんが、さすがにそれは通りません。
AppleCare+そのものの料金自体がお高すぎると私は感じておりますし、そもそもAppleCareは損傷等の修理に適応されるべきもので、バッテリーとは考え方が異なると思っています。
そうなるとやはり、
「バッテリーはユーザーが自由に交換できるようにさせてくれ!」
という要望がますます高まるでしょうね。
特にiPhoneにおいては。
折しも先日は、EUの規制によって、近い将来にスマホのバッテリー交換が義務化されるのでは?…という記事をご紹介しました。
今回のAppleの所業を考えると、ますますこのEU案に賛成したい思いですし、何だったらこの範囲を「バッテリー内蔵のノートPC全般」に広げてもらいたいくらいです。
新年早々、だるいニュースでがっかりですね。