マルチディスプレイ環境時、任意のスクショが撮れるMacアプリ「Multi Screen Capture」
ある程度の性能をもったMacをデスクトップ環境で使うのであれは、マルチディスプレイの環境を構築したくなるものです。Intel Mac時代は、中途半端な性能のMacだと外部ディスプレイに関するトラブルが発生することもある他(私も経験済み)、Macの場合相性問題も気になるため、なかなか難しい面もありました。
しかし、Apple Silicon搭載のMacにおいては比較的その壁が低くなっているのではないでしょうか?
私は「Pro Display XDR」と21.5インチのLGモニタとの組み合わせをMac Studioで使用していることもあり、余裕も余裕の状態ですが、3枚以上のディスプレイを広げている方も多いのでは?
ただ、マルチディスプレイ環境時にスクリーンのスクショを撮影すると、全ての画面が保存されて困ることがあります。
この度、そんなときに任意のスクリーンを選択してスクショできる…というアプリの紹介記事を見かけました。
「マウスポインターがある画面」の設定もできる!
記事によると、
マルチモニター環境のMacで選択したデスクトップのスクリーンショットだけを撮影できるユーティリティ「Multi Screen Capture」がリリースされた
ということです。
下の画面のように、メニューバーアイコンから任意のスクリーンを選択してスクショが撮れるようになるとのこと。
いや〜、いいですね。
下手にスクショを連発していると、いつの間にか必要の無いスクショが爆誕し、どれが欲しい画面のものか分からなくなることになってしまいます。
また、この「Multi Screen Capture」、任意の画面を選択するという機能の他に、「マウスポインターがある画面をスクショする」というショートカットも備えているようです。
大概の場合、スクショを撮りたいスクリーンの上にマウスポインターがある状態になっていると思われますので、むしろこちらの方が本命か?
私の場合は2枚のディスプレイですのでそれほど切迫感はありませんが、もっと枚数が多くなると、このアプリの重要度が増してくるように思えます。
意外と便利なアプリが誕生している…
先日は、画像の高解像度化アプリ、マウスポインターを画面中央に戻すアプリをご紹介しました。
WindowsPCに比べてこの手の「かゆいところに手が届く系のアプリ」の絶対数が少ないMacですが、それでも日々様々な有用なアプリが誕生しているようです。
ハードウエアだけでなく、Mac関連のソフトウエアに関してももっと関心をもたなければ…と感じる今日この頃です。