Canon「EOS R5」のアップデートで、これまでのレベルを超える?
先日、
「EOS R5は"MarkⅡ"を出すのではなくソフトウエアのアップデートを行うのでは」
「ただし、かなりのレベルのアップデートが期待できるらしい」
という情報をお届けしました。
CanonRumorは、
「現在のEOS Rシリーズの上を行くいくつかの新機能が期待できる」
という書き方をしており、通常のアップデートを超えるほどのかなり大規模な性能向上が期待できるのでは?…と話題を呼んでいました。
今回、新たな機能アップに関する情報が来ています。
これが本当だったら撮影の仕方が変わる?
「4億画素」生成の「IBIS HIGH Resolution」機能を追加?
記事によると、
アップデートでEOS R5に搭載される可能性が高い機能の一つひとつが「ピクセルシフト」だ
ということです。
Canonはこの技術を「IBIS HIGH Resolution」と呼んでおり、
「9枚の画像を合成して400MP(4億画素)の画像を生成する」
ものになるようです。
「IBIS HIGH Resolution」の画像は24576×16384ピクセルになるとのこと…。
えっと…。正に桁がひとつ違っているような…。目の錯覚ではないですよね。いきなりの「4億画素」って…。ちょっと何言ってるか分かりません…の世界観です。
「4億画素」となると、構図は大まかにしてとりあえず撮影し、現像時にトリミングして取り出す…という禁断の技が当たり前のように行われることになるでしょう。
ただ、懸念材料も当然あるわけで…。
iPhone14 Proでも「48MP」のRAW撮影が可能ですが、RAW限定になること、ファイルサイズがかなり大きくなること、連写性能が大幅に制限される等、日常使いには敷居が高すぎる印象です。少なくてもスマホで撮影を済まそうと考えているユーザーが進んで行うような工程ではありません。これよりだったら素直に一眼を使えばいいわけです。
R5の「4億画素」もiPhoneのような制限がかかってきそうで怖いですね。もちろんいざというときのための必殺技的な活用方法としてはアリでしょうが、あまりに使い勝手がスポイルされているようだと自然に使わなくなっていくことが目に見えています。
ごく自然に使える状態になることを祈ります。
また、当然ファイルサイズは「鬼」のように増加することは明白。RAW限定の撮影になることも十分に考えられます。私は常にRAWを使っているのでそこは構わないのですが、問題はRAW編集・現像を行う「DPPのスピード」です。
M1 Ultra搭載のMac Studioでも決して快適とは言えない重さになってしまいますので、これが「4億画素」を扱ったときに果たして何とか使えるレベルになっているのか?
個人的には動作快適バージョンの「DPP5」へのアップデートを希望です!
機能面は削っていいですので、とにかく動作を快適にしていただきたい!
R5のアップデート、いつ頃来るのでしょうか?
是非とも「4億画素」は試してみたいものです。