なんと! iPhone15 Proの感圧式ボタン採用見送りの噂
4月に入り、iPhone15シリーズのより具体的な情報がどんどんと出回るようになってきました。
その噂の中で非常に注目されていたものに「感圧式ボタン」があります。これまでの電源・音量ボタンを、物理的なものからHaptic Engine搭載の擬似的な感圧式ボタンに変更するというものです。
今年度の変更としては、ベゼルが薄くなったり、チタン製のボディーになったりという情報はありますが、見た目上・機能面の大きな変化は少なく、この「感圧式ボタン」は大きな魅力の1つになりうるものです。
しかし…。
「採用見送り」の噂が来ています。
「スイッチレス」に向けての足かせに…
記事によると、
ミンチー・クオ氏は、量産開始前に解決不可能な技術的な問題が発覚、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxへの感圧式ボタン採用は中止となり、従来どおり物理式ボタンが搭載されることになった、とMediumおよびTwitterで述べている
ということです。
この時期になって本当でしょうか?
この記事でも話題にしていますが、感圧式ボタン用の部品供給のために、「コントローラーICをCirrus Logicが、Taptic EngineをAAC Technologies、そしてLuxshare ICTが供給」することが決まっていたかのような噂まであるのです。
これまでも問題は把握していたが、発売までには何とかなる…という展望が崩れてしまったのか?
それとも、全く予期しなかったトラブルが発生し、対応できなかったのか?
供給元が決定済だった…いう噂も含め、今回の記事の内容が本当だったとしたら、供給元はたまったものではありません。正に「巨人にもてあそばれる"アリ"」のようなものです。強者の論理で考えると何ともならない事案なのかもしれませんが、それにしてもかわいそうすぎます…。
また、「iPhone」の今後の展望に関しても黄色信号では?
先日も、「ディスプレイ内蔵Face IDカメラ」の採用がこれまで考えられているよりも1年遅れる…という情報が出回っていました。
Appleとしては以前から、なるべく早く「iPhoneのスイッチ・ボタンレス化」を図りたい意向をもっていることが言及されてきました。「フルフラットiPhone」の噂にしても、かなり以前から出回っています。
しかし、それに向けた準備は着々と遅れを重ねているような印象を受けます。
ただでさえ、新技術の投入という点ではAndroid勢にかなり見送りするようになってしまったiPhone。
今後は、どのような形でユーザーの心を掴んでいくのでしょうか?