iPhone15 Proのボタン形状は、感圧式かに関わらず変更になる?
先日、新型iPhoneの大きなウリになるとみられていた電源・音量ボタンの感圧式ボタン化が頓挫したのでは?…という情報をお届けしました。
iPhone15 Proにおいては、確かに「チップが3nmプロセスルールになる」という大きな武器はありますが、その他の機能的な部分に関する変更は大きくないようですので、このまま感圧式ボタンが採用されないようであれは、大いなるマイナスになることは明らかです。
そして…。
もし感圧式ボタンが搭載されなくても、ボタン形状は以前から噂になっていたようなフラットな感じになるようです。デザインはすでに決定事項でしょうから、今更変えられない?
何とも間抜けな「遺産」になってしまうかも…
Unknownz21氏がiPhone15 Proの最新イメージ画像を公開したのですが、感圧式ボタン搭載を想定したものとなっており、同氏は、
「ボタン機構が感圧式でも従来のものでも、デザインは変わらない」
と述べている…ということです。
「変わらない」というか、「変えられない」が正解でしょうね。
時期を考えると、デザインの最終案はとっくに決定して試作機段階に入っているでしょうから、後戻りできない時期になってしまっているのでは?
また、ケース等のサプライ企業には当然筐体デザインの詳細を早めに通知しているでしょうから、そのあたりの大人の事情もあると考えられます。
ということは、Appleとしては「感圧式ボタン搭載」を真剣に検討していたものの、ここに及んで技術的な壁が立ちはだかり、泣く泣く諦めた…ということなのでしょう。先日の記事でも不満として書きましたが、最近Appleのこの手の情報が多いのが気になりますね。
一度飛び出してきた情報が次々と消滅したり後ろ倒しにされていったり…という感覚。
チップの登場時期、ヘッドセット、ディスプレイ下埋め込みFace ID、iPhoneSE4等々…。
ちょっと心配になってしまいます。
「アクションボタン」は微妙…
「ボタン」ということで言うと、
「iPhoneにもアクションボタンが搭載されるのでは?」
という噂も出てきていますね。
「ミュートボタン」の活用法のようですが、これ、かなり微妙です。
Apple Watch Ultraを使用している身とすれば、さほど実用上のメリットがない…というか。
まあ、割り付けられた1つだけの機能をすぐに立ち上げられる…ということで言えばデメリットはないのですが、コンプリケーションで設定しておけばワンタッチでアクティブにできることを考えれば、無くても影響はないかな…といった程度です。
これをわざわざiPhoneに搭載しようと本気でAppleが考えているとすれば、アクションボタンの有用性を過大評価していませんか?…と聞いてみたい気分ですね。
もっと有意義な機能が欲しいのですが…。