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iPhone15シリーズの平均売価は「1,000ドル超え」?〜mini廃止、Pro人気〜

iPhone15シリーズの平均売価は「1,000ドル超え」?

 昔のiPhoneの価格を知っているものからすると、現在の価格は異様です。

 もちろん毎年のように機能が充実し性能が向上しているのは分かりますし、世界的にインフレが進んでいるのも分かります。
 しかし…。いくら何でも「高すぎ」なんじゃありません?

 自ら進んで「Apple税」を支払っている私をしても、そろそろその価格設定には我慢の限界が近づきつつある…という感じでしょうか。

 

 そんな中…。
 これまでのiPhoneの売価から考えて、iPhone15シリーズの価格がいよいよ平均「1,000ドル」を超えるのでは?…という記事が来てます。

 

mini廃止、Pro人気… 価格高騰の要素が揃う

 記事によると、

調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)が、2020年12月〜2023年3月までの、3カ月ごとのiPhoneの平均売価を報告し、CIRPの調査開始以来、iPhoneの平均売価は上がり続けており、iPhone15シリーズ発売により1,000ドル(約135,000円)を超える可能性があるとした

ということです。

 

 CIRPの調査では、以下の表のように、iPhoneの平均売価は右上がりの一途を辿っています。

 

 この理由についてのCIRPの分析が実に的確で、

iPhone14シリーズではminiモデルが廃止され、最安モデルがiPhone14になり、大画面モデルのiPhone14 Plusが追加されたことで平均売価が上がった

としていますね。

 記事ではこれに加え、「Proシリーズに人気が偏っていること」を上げています。こちらも納得。

 

 つまりは、Appleのよる各製品の値上げ以上に、ユーザーが高価格帯の機種を積極的に選択している…ということが言えそうです。このあたりが、他のスマホメーカーの売上が大きく落ち込んでいる中で、iPhoneだけが微増で留まっている要因なのでしょう。

 私も、
「どうせiPhoneを購入するのであれば、"無印"ではなく"Pro"を購入したい」
と考えてしまいます。
 更に、iPhone14シリーズでは、無印のチップが13シリーズ同等のものに据え置かれたり、Proに搭載されたDynamicIslandが搭載されなかったりと、性能的にも見た目的にも差別化されてしまいました。

 

 これまでのiPhoneでは、カメラ性能等での差別化はあれど、「チップや見た目は同等」を保ってきたわけで、ユーザーが積極的に「無印」を選択する理由があったのです。それが14では薄れてしまいました。というか、Appleがつぶしにかかってきたようにさえ感じられます。高価格帯に誘導しているというか…。

 

将来的に考えて、これでいいのか?

 iPhone自体がハイエンド思考の端末だということは承知していますが、本当にこの傾向を続けていくことがAppleのためになるのか?…ということはどうしても心配になってしまいます。

 現状を鑑みるに、一旦上げてしまった端末の価格を下げる…ということは簡単にできることではないでしょう。
 Appleには、先を見通した価格設定を意識し、将来的にiPhoneが手の届かないものにならないような工夫をしてもらいたいと願うばかりです。

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