Apple、iPhone16以降の筐体に「新素材」を採用?
これまで、
「iPhone15 Proまボディにはチタニウム合金が採用される」
という情報が流れてきました。
より軽量・頑丈なボディーの採用については反対する理由が見当たりません。
ただ、どうしてもiPhoneに関しては「価格」との相談になるはず。最高のものを造りたいというAppleの心意気は置いておいて、あまりに高くなりすぎてはiPhoneが遠くに行ってしまいます。
そんな中…。
今後のiPhone素材に関する記事が来ています。
どうせケースを付けるのだから…
記事によると、
リーカーのyeux1122氏が、Appleは次世代iPhoneの素材として、金属、ガラス、セラミック、チタニウム合金、高分子ポリマー、プラスチックを用いることを検討していると、Naver blogに投稿した
ということです。
より衝撃と摩耗、汚れに強い複合材料を開発…というのがこの記事の趣旨です。
まあ、分かりますよ…。「衝撃と摩耗、汚れに強い素材」が欲しいというのは。
ただ、前述したように、新素材を導入したことによって、価格がまた上がってしまうのは考え物です。Appleの場合、「衝撃と摩耗、汚れに強い素材」という部分の大前提として、
「高級感を備えている」
ということは外せないでしょう。ここが過剰になってしまうと価格の上昇に直結するわけで…。
また、個人的には、
「どうせカバーを装着することがデフォルトなのだから、高級感はそこそこで構わない…」
という思いが非常に強いです。
「衝撃に強い」ということは非常に重要ですが、これまでのAppleの素材として、「傷、へこみ等には非常弱い」という印象も強いわけで、「高級感と普段使いのしやすさ」とのバランスに関しては「崩れている…」と感じてしまう部分でした。
極端な話、衝撃体制が十分であり、ディスプレイの強度が保証されているのであれば、ボディはプラスチックでも十分…とさえ思ってしまいます。また、外装を奢った製品と外装を安価にした製品(耐衝撃性は落とさず)とに二分してもいいと考えるほどです。
だって、カバーするので…。
また、現行のiPhoneにおいては、MagSafeを可能にさせるための「背面ガラス」がやっかいです。落下されて割れる可能性が大きくなるので…。可動性が求められるスマホに「背面ガラス」を使うことはマイナス面しかないのでは…と考えます。
MagSafeのために絶対必要なのであればしょうが無いでしょうが、もし他の方法があるのであれば、なくした方がいいのでは?
チタニウム合金の頑丈さには納得
ただ、Apple Watch Ultraを使用してきて、チタニウム合金の頑丈さには納得しています。
まあ、アルミ素材のApple Watchでも私の利用方法では傷が付くことはありませんでしたが、Ultraには絶対的な安心感がありますね。
また、Apple Watch Ultraに採用されているサファイヤガラスも素晴らしい。
これまでの「Ion-Xガラス」では1年間使用すると小傷が付くことが度々ありましたが、Apple Watch Ultraはこのまま無傷で行けそうな予感です。
と考えると…。
iPhoneの筐体を同行する前に、やはりディスプレイの素材を考慮した方がユーザーのためなのでは?…と思ってしまうのですが…。
いずれにせよ、「価格上昇」をおさえるための努力が必要です。
その上での性能向上であれば受け入れますが、それを無視しての高性能は、そろそろ受け入れがたいまでにiPhoneの価格が上がってしまっていることを、Appleは理解していただきたい!