「Google Pixel Fold」 ディスプレイの不具合報告が相次ぐ
米国で6/27に発売され、日本でも7月中旬に登場予定の「Google Pixel Fold」。
Google初の「折りたたみスマホ」として期待が集まっていたわけですが、
「思ったよりも価格が高い…」
「ベゼルが厚くて野暮ったいデザイン…」
「Galaxyと比べた際のメリットが感じられない…」
等の厳しい事前レビューが多めだったこともあって少々心配していました。
そんな中、発売当初に現れた報告によると「不具合」が目立っているようです。
「へこむ」「めくれる」「傷が付く」…
記事によると、
Google初の折りたたみスマートフォンで、アメリカでは6月27日に発売されたばかりの「Google Pixel Fold」のユーザーから、使用開始後わずか数日で画面がへこんだ、スクリーンプロテクターの端がめくれてきたなど、画面に関する不具合が多数報告されている
ということです。
いや〜、やらかしちゃったかな?
そして、折りたたみスマホの鬼門とも言える「ディスプレイ」というところに、
「GoogleはGalaxyの歴史から何を学んできたの?」
という疑問を感じずにはいられません。
Galaxyの「Galaxy Fold」も、初代は「すぐ壊れた…」という報告が相次いでいたようですが、その際もディスプレイ関連のトラブルが多かったようです。
だったら、ディスプレイに関しては年には念を入れて…と考えるのが普通でしょうが、Googleのチェック体制はどうなっていたのでしょう?
利用開始数日での報告がこれですから、今後継続して使用する中での不具合報告は増加の一途を辿るような予感がします。機能面、使い勝手等の本質を語る前のつまずきは、正直勘弁して欲しかったです。
「Pixel Watch」といい…
Googleといえば、満を持して投入したはずの「Google Watch」も、大きなトラブルこそなかったものの、そのデザイン性、機能面、バッテリーもち等において、
「Apple Watchのかなり後追いをしている割には、本気でこれが売れると思っていたのだろうか?」
と疑問に感じるほどのお粗末感がありました。
せっかくOSを供給しているメーカーなのに、何故それを活かせないのだろう…と、ついついAppleと比較して考えてしまう自分がいます。
やはりハード面に関してのGoogleの詰めの甘さは相変わらずのようです。
GoogleがApple並みの品質の端末を登場させれば、情勢が一気に変わるだけの可能性のあるメーカーだと思うのですが…。
Appleが慌てるほどの成果を上げてほしいものです。