M3/M3 MaxのGeekbench 6ベンチマーク予測スコアが登場!
先日、3nmプロセスルールで製造されるM3搭載Macが、早ければ今年中にも発表される…という記事をご紹介しました。
TSMCが新技術のチップをiPhoneようの他に製造する余裕があるのか?…という疑問は残りますが、もしこれが実現すれば、これまで滞りがちだったMac用Apple Siliconの発表がスムーズに進むことに繫がるでしょう。
そんな中…。
早くもM3シリーズのベンチマーク予測が出てきました。
これよりは上であって欲しい!
記事によると、
Macworldが、今秋発表と噂の新しいAppleシリコン「M3」と、来年発表される可能性がある「M3 Max」のGeekbench 6ベンチマークスコアを予測した
ということです。
シングル、マルチの各スコアがこちら。
順調に性能アップしているな…とこのグラフを見ると思うわけですが、どうも引っかかります。
それは、M3からは3nmプロセスルールで製造されていることもあり、それまでの世代のチップよりも性能アップの度合いがアップするのでは?…という点です。
記事中には、
「M3の製造プロセスは3nmと、M2の5nmプロセスから微細化される見通しですが、Macworldはそれによる性能向上率を過大評価せず、ベースとなるA15 BionicからA16 BionicへのGeekbench 6ベンチマークスコアの向上率を基に試算しています。」
とあります。
つまり、今回のデータは、これまでの5nmベースのApple Siliconの性能アップの度合いを参照して求められたものである…ということです。
どうでしょう?
私なんかは、新世代の技術を採用することで、当然性能が「ぐんと伸びるのでは?」と考えてしまいます。
M2はそもそもがM1のアーキテクチャを採用したマイナーアップバージョンでしたので、M3は「M1→M2」のアップ度合いよりも大きくなるのが必然なのでは?
それがこれまでと同等…となると、M3に対する期待が一気にしぼんでしまうかもしれません。
また、グラフィック性能においては、M2 Pro/Max/Ultraの伸び率が結構大きいことが話題になりました。となると、どうしても3nmのパワーに期待してしまいます。
実際のM3が、今回の記事以上の性能を発揮してくれることを願うばかりです。