「純正サムレスト」買ってみた!
LEICA Q3を購入し、レビューを続けております。
これまでの記事は以下をご参照ください
https://www.oyazi.site/archive/category/LEICAQ3
急遽LEICA Q3が手に入ることが決まり、すぐにオーダーをかけていたものがあります。純正のサムレストです。
小柄な筐体のLEICA Q3ですので、グリップに関しては懸念材料では?…という思いからのオーダーでしたが、過去のレビューでも書いたとおり、このLEICA Q3は思った以上に操作性に問題はありませんでした。
確かに本体右側の厚みが無いため片手持ちは厳しいですが、そもそも左手でレンズ部を保持しての構えが基本となりますので、本体の薄さが悪さをするような印象はありません。
コンデジの形状ですが、SUMMILUX1.7のレンズ長がかなりあることで、「左手を添える」ことが自然に行えます。
1ヶ月遅れでやってきたサムレスト。
果たして必要なのか?
その効果やいかに?
「必須」とまでは言えないが、効果はある!
ようやく届いたサムレスト。
いつものように高級感のある外箱に入っております。
箱の中身はいつもの巾着に入っているサムレストのみ。
一見、「これが3万円超?」と思える価格破壊ぶりです。
装着するとこんな感じ。
LEICA Q3のホットシューにはめられているカバーを外し、サムレストを挿入するだけ…。
ねじ部等があるわけではありませんので、右側の突起部分がほんの少し浮いた感じになります。ここはビタッと装着されている感触が欲しいところです。
ただ、実際の使用時にはこの部分に親指が乗って常に圧力がかかるわけで、若干の浮きが気になることもありません。取り外しのことを考えるとこれでいいのか?
さて、実際の使用感ですが…。
前述したように、そもそも未装着時でもそれなりに使いやすかったので、「サムレスト必須」とまでは言えないでしょう。
ただ、親指の引っかかり具合は相当なもので、未装着時にはできなかった右手だけの片手保持も行けます。また、親指がしっかりとした支点になることで、シャッターを押す際のブレも激減しそうです。
また、個人的に最も効果を感じたのは縦位置に構えたときです。
90度回転させることでシャッターを切る際に余計な力が入っている感じがしていましたが、親指の腹を上に向け、そこを支点にできることで、シャッター精度が向上しました。
また、「Leica Paracord Strap」を購入した際にも述べた、「縦位置にした際のストラップとの干渉」にも効果あり。
以前のレビューでは、
「長さがある分、それほどストレス無く…」
と書いていましたが、それでもストラップの右側の紐が垂れ下がってきて気になることはありました。これが、サムレストを装着することで、ストラップが、親指とシャッターボタン上にある人差し指でできる「O字」の真ん中をすり抜ける状態となり、より干渉が少なくなった印象です。
純正サムレストの「黒」に関しては、どこを見ても「予約商品」ということで在庫は尽きている状態のようです。
ただ、LEICA Q3本体とは異なり、1ヶ月程度待てば入荷する…ということになりますね。
金額からしても二の足を踏みますし、サードパーティー製のものもありますが、こちらはファンクションボタンが動作しなくなる…という可能性が高いようです。
本体の質感も劣るでしょうし…。
もう少し純正品がお安ければいいのですが…。
さて…。
サムレストのなかなかの出来映えに気をよくし、「レリーズボタン」にも手を出してしまいました。
こちらは次回…。