iPhone15シリーズでは「充電サイクル回数」が表示される!
「iPhone15 Pro/256GB/ナチュラルチタニウム」をレビューしております。
さて、iPhone15シリーズの「バッテリー」といえば、
「3nmプロセスルールで製造され、チップ内部が高精細化されたにもかかわらず、バッテリーもちに繫がっていないのでは?」
ということが話題になっています。
特にiPhone15 Proシリーズ発表前までは、新アーキテクチャ「A17 Pro」の搭載とバッテリー容量の大幅増が予想されており、「バッテリーもちの大幅向上」が噂されていました。
しかし、iPhone15シリーズの発表会で公表されたデータでは、
「バッテリー容量ほぼ変わらず、バッテリーもち14と変わらず…」
という非常に残念な結果となり、「おやっ?」と感じていたユーザーも多かったことでしょう。
YouTube上では、様々な実験報告がされていますが、自分としてはもう少し実際に使ってみて最終判断を下そう…と考えているところです。
「バッテリーもち」に関してはやや心配ですが、iPhone15シリーズになって、iPhoneのバッテリー管理上の改善が施されました。
先日は、「80%」で充電を停止する機能についてお伝えしました。
過充電が気になる方にとっては待望の機能かもしれません。
そして、ついにMac似合ったあの表示もされるように…。
「充電サイクル回数」の表示に対応したようです!
ユーザーに寄り添ったバッテリー情報がようやく提供
記事によると、
iPhone 15シリーズは、内蔵バッテリーの充電サイクル回数が確認できる仕様になっている。新しい設定は、一般の「情報」に追加された「バッテリー」項目で確認できる
ということです。
この情報、「設定」→「情報」と辿ると、下の方に記載されているのが分かります。先日スクショした私のiPhone15 Proの場合はこんな感じ。
製造日が「6月」というのも解せませんが…。どのタイミングを「製造日」としているのでしょうね?
それはさておき…。
iPhoneで充電回数が確認できるようになったことは、非常に価値があると言えるでしょう。だって、Mac以上に使用頻度が高いのがiPhoneでしょうし、バッテリー容量が小さい故に充電回数自体も多くなるからです。
当然iPhoneのバッテリーの劣化が気になりますし、「80%でバッテリー交換」というAppleの制度もちらつきます。何でこれまで表示されなかったのか不思議に感じるくらいです。
何はともあれ、バッテリーをいたわる「80%充電」と「充電回数表示」が実現したことで、これまでもあった「バッテリーの状態と充電」と組み合わせることで、状態に応じた対策を講じることができるようになりました。
ユーザー側が自分自身でバッテリー管理ができるようになる…という「自由」を与えられたということです。
iPhoneにとってバッテリーもちは一丁目一番地。
上手に付き合っていきたい機能です。
ところで…。
この充電回数ですが、なんで「情報」の欄にあるのでしょう?
はっきり言って、「バッテリー」の項目に表示してくれたら非常に有り難いのですが…。
融通が利かないあたりがAppleらしいといえばらしいのですが、ユーザー目線で言わせてもらえれば、どう考えても効率が悪すぎます。OSのアップデートで何とかならないものでしょうかね…。