「iOS17.0.3」アップデートの効果は?
皆様、「iOS17.0.3」はインストールしましたでしょうか?
話題になっているiPhone15 Proの「発熱問題」をAppleが認め、異様速さで対応したということで話題になっているアップデートとなりました。
この手の「やらかし」を素直に認めること、そしてこれ程まで迅速な対応を売ってきたことを考えると、Appleもこの「発熱問題」に対して多き関心を寄せていることが分かります。
さて…、当然気になるのは、
本当にiOS17.0.3で発熱問題が解決したのか?
という一点。
そもそも私のように、「それほど発熱の問題は気にならない…」というユーザーも多いでしょうから、特定のアプリ起動時や高負荷時の発熱具合に関してはYouTube等の検証動画が気になります。
そんな中…。
YouTuberの「シンスペースさん」が早速検証動画をアップしています。
今後の多様な検証が必要
シンスペースさんが検証したのは、
・iPhone14 Pro(iOS17.0.3)
・iPhone15 Pro(iOS17.0.3)
・iPhone15 Pro Max(iOS17.0.2)
という環境です。
ご本人がおっしゃっているとおり、OSのバージョンと機種の違いがあり、これだけで結果が見える…ということにはならないでしょうが、大まかな検証をしていただいたのは有り難い。
結果としては…。
前バージョンの「iOS17.0.2」を搭載したPro Maxが最も発熱していない…という結果となりました。
筐体が大きいPro Maxですので放熱性能が高い…ということで、アップデートの影響を判断することは難しいですね。
また、14Proと15Proの比較では、基本的に、
「15Proの方が発熱する」
という傾向があるとのことです。
やはり、
「A17 Proは発熱しやすい」
ということは明らかなようです。コア数が増加しているなど分からないではありませんが、3nmプロセスを生かした利点を期待していたユーザーからすると肩透かし感が否めません。
今回の動画の結論としては、
「iOS17.0.3になって、ほんのちょっとだけ発熱が抑えられた?」
という程度の表現でまとめられています。
しかしまあ、はっきり言って、「よく分からない」ということと同義と言えるでしょう。
今後、様々な場面での比較検証が投稿されることで、判断が付く程度の結論が出るといいのですが…。
結局、
「違いは分からない…」
というお粗末なところに行き着きそうで怖いですが…。