M3シリーズに未発表の2チップの噂
M3系チップが同時に３種類登場したことが話題になり続けていますね。
Macの売上げ不振を打開するために、Appleが満を持して…という感じなのでしょうか？
ただ、これで売れなかったらAppleはどうするの？…という不安も新たに生まれたわけで、まずはその人気ぶりが非常に気になるところです。
さて、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」と一気に放出されたことで、今度は「次」が気になります。当然「M3 Ultra」は既定路線…といえるでしょう。問題は、M2世代に立ち消えとなった「Extreme」が登場するのか、それとももはやラインナップから消滅しているのか…という…です。
そんな中…。
Mシリーズに新たなチップの影が…という記事が来ています。
「M3 Extreme」は存在するのか？
記事によると、
Appleは未発表のM3シリーズチップを2種類開発しており、将来的に発表されるとの予想をリーカーの手机晶片达人氏がWeiboに投稿した
ということです。
まあ、この「２種類」のうちの１つは「M3 Ultra」であることは間違いないでしょう。
問題はもうひとつの方です。
これまでの噂であれば、いよいよ「Ultra×2」という「M3 Extreme」の登場を期待すべきでしょう。
ただ、「M2 Extreme」の頓挫の理由は「発熱を制御できなかったため」という説が有力です。果たして、「M3世代」になってこの熱問題を解決できるのでしょうか？
気になるのは、記憶にも新しい「A17 Pro」の発熱問題です。
Appleの「3nmプロセスルール」製である「A17 Pro」は、そもそもが発熱しやすいチップである…ということのようで、特にiPhone15 Proでの発熱騒動が発生しました。対応のOSアップデートもありましたが、どうもチップの性格上、多少の温度アップは「仕様」と考えざるを得ないようです。
ということは…。
同様の3nmプロセスルールで製造される「M3系チップ」も同様の素性を有している…ということを考えなくてはなりません。
だとすれば、「M3 Extreme」がM2時代の発熱問題を根本的に解決するとは思えないのですが…？
私は「M3 Extreme」の登場はないのでは…と考えます。
というか、もしかすると「Extreme計画」そのものが頓挫していてもおかしくないかと…。
だとすれば…ということで、今回の記事で話題にしているのが「省電力版のM3」です。
この話題を聞いてピンとくるのは、今回のM3シリーズ登場直前に、「省電力版MacBook Pro」の登場が噂されていたことです。
日のないところに煙は立たない？
もしかすると以前から「省電力版」ということで、iPadや12インチMacBook後継機が計画されていたという可能性もありますね。
さてさて…。
超高性能版が出てくるのか、それとも真逆の省電力版が出てくるのか？
全く異なる考え方のチップだけに、非常に気になるところです。
