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フルスクリーンiPhoneの噂も、懸念されるディスプレイ周辺の開発遅れ

フルスクリーンiPhoneの噂再登場!

 今年のiPhoneは、無印にも「DynamicIsland」が採用され、これまでの「ノッチ」から「パンチホール」の体制へと完全移行した感があります。

 これまでもiPhoneにおいては、「ノッチ→パンチホール→フルスクリーン」という流れでディスプレイの切り欠きをなくしていくための道筋は噂されてきました。

 これまでの噂では、

・iPhone14Pro/15 Pro→横長のパンチホール
・iPhone16 Pro/17Pro→ピンホール
・iPhone18 Pro→フルスクリーン

という流れで、2年ごとに徐々に切り欠きを減少させていく…というのが一般的な考え方でした。
 しかし、最近は「ピンホール型」の登場が後ろ倒しになるのでは…とされています。

 

 そして…。
 本ブログでも以前から話題にしているように、ディスプレイの切り欠きをなくすためには、現在の「インカメ」「Face ID関連のカメラやセンサー」をディスプレイ下に埋め込む必要があります。

 果たして、これが実現するのがいつなのか?…ということが最大の問題点なのです。

 そして…。
 新たにAppleがディスプレイ下埋め込み関連の新特許を取得した…という記事が来ています。

 

懸念されるディスプレイ周辺の開発遅れ

 記事によると、

フルスクリーンiPhoneおよびMacBookの実現につながる、ディスプレイ下埋込み型Face IDおよびカメラに関する新たな特許を、Appleが取得しました。

ということです。

 

 まあ、MacBook関連であれば、現状Face ID関連の心配をする必要がありませんので実現は早いかもしれませんが、それでは根本的な問題解決にはなりませんので、ここはiPhone限定で考えていきたいと思います。

 カメラやセンサーのディスプレイ埋め込みに関しては、Galaxyの先例にもあるように、「ディスプレイという障壁があることでカメラやセンサーの感度が悪くなる」という課題があります。つまり、カメラであれば「写りが悪くなる」ということですし、センサーであれば「十分に顔を認識できない」ということになります。

 

 今回のAppleの特許は、これを克服するために、
「ディスプレイに透明かつ微細な穴(下記図表5)を設け、そこを光が透過するようにする」
というもののようです。

 

 また、その際に発生する光の屈折を補正するための特許も申請されているようです。

 

 さて、実際にAppleがこれまで多数登録した特許の中のどれを採用するのかは分かりませんが、気になるのは前述したように当初の予定が次第に後ろ倒しにされていることです。

 「ピンホール化」が遅れている…ということは、インカメを埋め込むための技術が熟成されていないということで、これってこれまでの長い期間の課題そのもの…。つまり、全くもって明解な答えを導き出せていない…という考え方もできます。

 インカメでさえこれなのであれば、Appleの生命線とも言える高度なFace IDカメラ/センサーを埋め込むことは非常に困難なような気がするのですが…。

 

 個人的には、フリスクリーン化はかなり遅れるのでは…と考えます。
 最近はApple WatchのMicroLEDの問題も発生しているということは先日記事にしました。どうもこの「ディスプレイ関連」の技術は、我々が考えている以上に奥が深い問題のようです。

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