為替のせいとは分かっているが… 新型Mac、高すぎる!
ええ、分かっています…。
Appleのせいではないということは…。
ただ、先日発表された新型MacBook Pro/24インチiMacの日本での価格が高すぎます!
Macが高級志向のPCだということは分かっていながらも、円高時の価格の記憶がある身としては、なかなか何の抵抗もなく受け止めれるものではありません。
そんな中…。
これまでの「AppleSilicon Mac」の価格比較に関する記事が来ています。
日本での伸びは難しいかも…
この記事からは、米国内での「AppleSilicon Mac」のベースモデルの販売価格が据え置かれている中、日本が為替の影響で大きな打撃を受けていることがよく分かります。
円高の折は、世界的に見ればかなりAppleデバイスを割安で購入できたのが日本です。ですから、多少円安に振れたからと言っても、世界水準で見れば大事ではないのかもしれませんが、やはり以前と比較してしまうと「異様」とも思える値上がりぶりになっているのです。
さて、実際に記事の内容を見ていきましょう。
べーすとなる「M〇 Pro」をピックアップして取り上げていますね。上が14インチモデル、下が16インチモデル。
価格改定前後の価格が比較されています。
※米国価格は税抜のようですので、あくまでも日本での価格の推移に注目です。
ベース価格となる「1,999ドル」「2,499ドル」が、日本円になると「10万円」近い上昇になっています!
当然カスタマイズされて価格が上昇するにつれて、同じ割合で日本での価格も上昇しているでしょうから、上位機種はとんでもない価格アップとなっています。
素直に、
「グレードとしては同程度のMacを購入する際、数十万円も価格が上昇してしまっては、グレードを下げることを検討しなくてはならない…」
と感じてしまいました。
どうしようもないことだとは分かりつつ、何かやるせない気持ちになってしまう自分がいます…。
ちなみに、M1→M3となった24インチiMacの価格の推移はこちら。
まともに使えるストレージやメモリを積むと、ノーマルのMチップとは思えないような価格になってしまいます。
いやいや…。
これ、これまでMacを使ってきて「Macのよさ」を知っているユーザーでも躊躇するのですから、「windows→Mac」の検討をしている方は引いてしまうレベルでは?
先日アップされた瀬戸弘司さんの動画では、「109万円」という価格にドン引きしながらも購入されていましたね…。
しかし、瀬戸さんのように思いきれる方ばかりではありません。
先日は、iPhoneの売れ行きにも暗雲が立ちこめ、日本国内でのGooglePixelの売上が伸びている…という記事をご紹介しました。
iPhoneでさえこのような傾向になっているのであれば、今回のM3系MacBook Proの売上も心配です。もちろん、日本国内について…ですが。
ごく一部の一流メーカーだけ儲かり、一般の市民にその利益が還元されていないのが痛いです! それなのに様々な物品の価格ばかりが上がって…。
この国、本当に大丈夫なのでしょうか?