早くも「iPhone16」の基本設計完了か?
iPhone15シリーズの登場から2ヶ月以上が経過し、流通もだいぶ落ち着いてきた感があります。
今年の売上はどうなっているんですかね?
これまでの断片的な情報によると、
「本国米国では好調」
「中国ではHUAWEIの復権もあって大幅減」
「日本ではiPhone13等の既存モデルが人気」
等、国ごとに異なる様相であることが伝えられてきました。
そもそもが、低迷が伝えられるスマホ業界にあって、Appleだけは「現状維持」を死守しているような状況です。大幅増はあり得なくても、それこそ現状維持で大健闘…と言えるのかもしれません。
次の四半期決算報告が楽しみです。
さて、そうこうしているうちに2024年まで残り僅か…という時期に差し掛かってきました。例年この時期になると、「次期iPhone」の噂が盛んに出回るようになってきます。
そんな中…。
早くもiPhone16の基本設計が完了した…という記事が来ています。
更なる値上げ、4眼カメラも?
記事によると、
経済日報は、iPhone16シリーズの基本設計はまもなく完了する見込みで、次に試作ラインが整備され、2024年3月か4月にはテスト用プロトタイプが製造される。iPhone16シリーズのハイエンドモデルには、4眼リアカメラが搭載されるとの噂がある
と伝えているようです。
そうなんですよね。iPhoneの開発、思っている以上に早く進むもののようです。
iPhone13 ProのテトラレンズのCAD画像が初めて流出したのが発表の年の「1月」でした。当時はその奇抜なデザインに驚きの声が集まり、
「まさかこんな奇妙なデザインで登場することはないだろう…」
という声も上がっていましたが、殆どそのままの形で9月にデビューしました。
「設計完了」がこの時期…というのは素直に頷けます。
さて、今回の目玉は「4眼レンズ」ですね。
そして、搭載するモデルが出るとすれば、それは「ハイエンドモデル」になる…という書きぶりも気になります。
今年も「iPhone15 Ultra」の登場が噂になり、これが「Pro Max」のことなのか、それともそれ以上のプレミアムモデルになるのか?…ということが話題になりました。
記事内では、「4眼」のねらいとして、
「更なる高倍率化」
という考えをもっているようです。
それを前提に考えると…。
今年「テトラプリズムレンズ」という新たな技術を投入した「Pro Max」を1年でリファインし、4眼にもっていく…というのはAppleのやり方にそぐわないような気がします。
だとすれば、「Pro(16でテトラプリズムレンズ初搭載の噂あり)」「Pro Max」はこれまで通りの3眼で据え置き、「新たに4眼モデルを新設する」と考えた方がより自然なのではないでしょうか?
むしろ問題は、ここまでハイエンドで高価なモデルに、どの程度の需要があるか?…ということなのでは?
最近のAppleの高価格化はやり過ぎのような感じを受けるのですがどうでしょう?
更に、無印の「16」「16Plus」に関しては「値上がり」の予想をしていますね。
そうなると気になるのが「Proシリーズ」の価格です。
テトラプリズムレンズが「Pro」にも搭載される…となると当然Pro Maxのように100ドル上昇が懸念されますし、これに加えて記事のように無印iPhoneも価格上昇となると、来年は一気にiPhoneの価格が上がってしまう年になるのかもしれません。
円安も続くでしょうし、日本人のiPhone離れが進まないか心配になってしまいます…。