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2024年、WindowsノートPCがMacを超える?  Qualcomm「Snapdragon X Elite」の可能性

Qualcomm「Snapdragon X Elite」はApple Siliconを超える?

 Mac用Apple Siliconとして「M1」が登場して以来、主にノートPCにおけるパワーバランスが一気に変わりました。

 必要十分以上のチップ性能、驚異的な省電力性・バッテリーもちを発揮することで、Macから「Intel」を一掃して「おつりが来る」くらいの満足度を実現しています。

 M1後もバージョンアップを繰り返しているApple Silicon「Mチップ」ですが、今となっても十分な性能に思える「M1」の革命度がどれだけ素晴らしかったのか…ということを今更に感じさせられます。 

 

 ARMベースのチップとなることで、それまでのチップの常識をチップ構成の面からも革命を起こしたApple Siliconです。スマホの業界での「Aチップ」も性能面では抜群の強さを発揮していますので、
「しばらくはApple+TSMCという体制のApple Siliconの天下か?」
と考えていたのですが、この度、Qualcommも黙っていない…という記事を見かけました。

 その名も「Snapdragon X Elite」!

 

本当だったらエラいことになる!

 記事によると、

Qualcommは、ノートPC用チップであるSnapdragon X EliteがApple M3よりもCPUのマルチコア性能が21%高いと主張している。シングルコア性能でも、Snapdragon X Eliteは他のARMアーキテクチャを採用する主要な競合製品を上回るとQualcommは述べており、主要な競合製品とは当然、Apple Mシリーズを指していると考えられる

ということです。

 

 これ、本等でしょうか?

 というのも、スマホの世界で考えてみると、AチップとSnapdragon系との間には、長年に渡って明確な性能面での優劣が存在しており、いくらQualcommが啖呵を切っても結局はA チップが完勝する…という歴史が繰り返されているからです。

 ARMベースのチップということは、当然Snapdragonにしても、
「スマホ用のチップをアップグレードさせてPC用チップを製造する」
という工程を踏むはずです。
 当然Appleもこの考え方の基に、「M2系」「M3系」と進化を遂げてきました。

 

 そんなQualcommが、一気に「M3系」を凌駕するチップを登場させるということになれば、それは「事件」です。世の中がひっくり返るくらいの…。

 まして、2023年にTSMCの「3nmプロセスルール」の技術を使うことが出来たのはAppleだけ。チップの高精細化という面でもAppleが他をリードしていることは明らかです。

 いくらQualcommが優位性を主張しても、にわかには信じられないのですが…。

 

 万が一…。
 「Snapdragon X Elite」搭載のWindowsPCがMacを超えているようであれば、ゲームチェンジャーとして世界中に迎えられることになるでしょう。

 2024年に、DellやMicrosoftから「Snapdragon X Elite」を搭載したノートPCが登場するとのことです。

 実際のところはどうなのか…。
 じっくりと観察していきましょう。

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