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2025年、Apple「Aチップ」の牙城は崩れ去るのか?〜「Arm Cortex-X5 CPU」の可能性とは?〜

2025年、Apple「Aチップ」の牙城は崩れ去るのか?

 昨年末に、「Snapdragon X Elite」がAppleMチップの性能に型を並べるのでは?…という記事をご紹介しました。

 

 いよいよWindowsのラップトップPCも、CPUをSoCに本格的に切り替える体制が整ったということでしょう。
 これまでは、性能と省電力性のバランスで優位に立ってきたMacですが、Windows勢が同じ土俵で闘おうとする中で、これまでの優位性を保つことができるのか?…という点が非常に気になるところです。

 もし「Snapdragon X Elite」の性能が本当にMチップと肩を並べるところまでくるのであれば、「Macを選択する理由」の1つが失われることになりますね。

 

 そんな中…。
 同様の動きがついにスマホ業界にもやってきます。

 Aチップを超えるライバルチップが登場するかもしれません。

 

 

「Arm Cortex-X5 CPU」の可能性とは?

 記事によると、

iPhone16 Proシリーズに搭載されるであろうA18 Proの性能を、Armの次期ハイエンドCPUコアとなるCortex-X5を搭載するシステム・オン・チップ(SoC)が上回る可能性があると噂になっている

ということです。

 

 2023年は、TSMCの「3nmプロセスルール」で製造されるチップはApple専用となっていました。これが、2024年になってようやく他のチップメーカーにも開放されるわけです。

 恐らくは、「MediaTek Dimensity 9400」「Samsung Exynos 2500」あたりがこの「Cortex-X5」を搭載してくることになるのでしょうが、果たして本当に時期iPhone16 Pro(A18 Pro搭載)の性能を超えてくるのか?…とう点に注目ですね。(「QualcommのSnapdragon 8 Gen 4」は別コアを採用との噂)

 

 記事にもありますように、これまでもマルチスコアの面では勝負できていた部分もあったようですが、こと「シングル」になるとAチップの圧勝となることが殆どでした。
 まずもって、Appleお得意の「シングル性能」を向上させることが必要となるでしょう。

 また、「A17 Pro」でも話題になりましたが、「発熱」「省電力性」は3nmチップの大きな課題と言えそうです。
 性能はよくても発熱が大きい、サーマルスロットリングが発生する…ということであれば意味がないわけで…。

 ここら辺がAndroid勢にとっては大きな落とし穴になる可能性がありますね。ピーク性能だけをウリにして、「実際の使用感においてはやはりAチップが…」ということになってしまっては、イメージダウンにも繫がりかねません。

 

 ただ…。
 これまでAチップの性能の高さ故、Appleはいろいろな意味でその地位に胡座をかいていた感は否めません。
 ここいらへんでAndroid勢の攻勢を受けることで、「うかうかしてはいられない!」という切迫感のようなものを感じてもらいたい…という気持ちは強くあります。

 次期iPhone16 Proは、「対して代わり映えしないマイナーチェンジ機」という噂が支配的です。ここに、性能面で凌駕された…という事実が加われば、さすがのAppleも慌てるのではないでしょうか?

 やはりライバルの存在は重要です。
 Android勢の性能向上に期待したいと思います。

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