なんと、「EOS R1」は3,000万画素?
2月のCP+では「EOS R1」がお披露目となる可能性が高いと言われています。
ついにCanonのフラッグシップ機が来るわけで、購入できるできないは別にして心躍るものがあります。
「R1」に関しては、以前は「6,000万画素」超のセンサー搭載を期待することもありましたが、最近はこの点に関してはかなりトーンが下がっている印象を受けます。Canonか目指す書き出しのシステムからすると「4,500画素も難しいのでは?」という声も上がっていました。
ただ、他社のフラッグシップ機の性能や、すでに「6,000万画素」がハイレゾ機の標準となっていることを考えると(LEICA Q3だって6,000万画素ですし)、フラッグシップの画素数が物足りないのでは…と考えてしまう自分もいます。
いくら「R5 MarkⅡ」が高画素担当だったとしても、「フラッグシップ機」の意味合いを考えると…。
そんな中…。
ついに「R1」のより詳しい情報が届きました。
なんと、「3,000万画素」?
キヤノン「EOS R1」の連写は最大240コマ/秒でフラッシュ同調速度は1/1250秒? - デジカメinfo
高画素機はR5 MarkⅡのみの展開か?
記事によると、
DigitalCameraWorldで、WeiboでE8M_MMM氏が投稿したEOS R1のスペックに関する噂が紹介されている
とのことです。
詳細は以下のように…。
- AIによる高速AFと露出
- 動体軌道予測、成功率の高いスマートオブジェクトロックフォーカストラッキング
- 3000万画素積層型デュアルコアフォーカスセンサー(※デュアルコアAFはデュアルピクセルAFの意味?)
- どのメカニカルシャッターよりも高速な純電子ローリングシャッター
- フラッシュ同調速度は1/1250秒
- 読み出し時間は0.8マイクロ秒未満
- ロスレス圧縮と比較して1:3の可逆圧縮CRAWの追加
- 無制限の40コマ/秒の連写(1:2 CRAW)と 60コマ秒(1:3 CRAW)の連写
- 最大120コマ/秒のフル機能の連写
- 240コマ/秒のバースト連写モードに対応
- 1秒のプリ連写撮影
- EOS R3とR5よりも優れたダイナミックレンジ
- 16bit DGO-RAW撮影の2つの基準に対応(※デュアルゲインの意味?)
- カメラ内深度合成RAW
- 6.7K60pと4.2K120p(APS-C)、12bit Cinema RAW light記録
- フルサイズ/APS-C DCI /UHD 4K120p C-Log2 & C-Log3記録
- 最高の手触りを実現するために最適化された洗練されたボディ
なんと、気になる画素数は「3,000万画素」ということで、従来の噂よりも大幅に低画素となってしまいそう…。
もちろん、その分連射が効いたり、AF性能が上がったりと、革命的な機種にはなるのでしょうが、こと「画素数」はトレードオフにできない絶対的な要素であり、
「これでは足りない!」
と驚いている方も多いのではないでしょう?
これが本当であれば、Canonシステムにおいて、フラッグシップ機「R1」が「3,000万画素」、準フラッグシップ機である「R3」が「2,400万画素」と、明らかに画素数へのこだわりを捨てたように見えます。
当然今後登場するであろう「EOS R5」は6,000万画素級のハイレゾ機にはなるのでしょうが、
「フラッグシップ機が最高解像度をもたない」
という事実にはやや戸惑いますね。これが4,500万画素程度であればまだ理解できますが、 3,000万画素ですので…。
恐らくは、Canonがメインターゲットを「スポーツ」「野鳥」「モータースポーツ」等の動きものに舵を目一杯に切っていく…ということの証なのだと感じます。
ということは、これまでのようなオールマイティーな撮影に関しては「SONY」に白旗を揚げた…ということなのでは?
う〜ん、考え時なのかもしれません。
「RF35㎜ F1.2L」を待ち、Canon機にこだわってきましたが、Canonに未来がないのであればスナップ用にSONY機を購入する…という手もあるのでは?
カメラ本体に性能を求めずに考えれば、「α7CR + FE 35mm F1.4 GM」というコンパクトな組み合わせでも全然いいのでは…と考えてしまいます。
今年のCanon機。
今後の見通しにもかなり大きな影響を及ぼすモデルチェンジとなりそうです。