「M3搭載MacBook Airの外部ディスプレイ2台使い」について仕様公開
M3搭載MacBook Airが発売され、話題になっています。
特に、Airで初めて「外部ディスプレイ2台接続」が可能になったことは大きいですね。
まあ、当初から「Airはクラムシェルモード限定」ということで、グラフィックが弱いAirならではの制約がある…ということは分かっていたのですが、この度Appleがその仕様について明らかにしました。
やはり慎重に利用することが必須のようです。
仕様を超えての利用もできそうです
記事によると、
Appleは現地時間2024年03月08日より、昨年10月に発表したApple M3チップ搭載の「MacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)」の販売を開始したが、このMacBook Airで導入されたMacBook Airのディスプレイ閉じた状態での2台目の外部ディスプレイ接続の仕様をAppleが公開している
ということです。
その内容としては、
MacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)に2台の外部ディスプレイを接続するには外付けキーボードとマウスまたはトラックパッド、macOS Sonoma 14.3以降のmacOS、そしてUSB-C経由でディスプレイ電源またはUSB-C – MagSafeケーブルと電源アダプタが必要
ということ。
接続方法についての詳しい説明も以下のように示されています。
Airに関しては、「電源」がやはり重要なようですが、「外部ディスプレイから電力供給を受ける場合にはMac本体用の電源アダプタは必要ない」ということです。
でしたら、当然外部電源出力が可能なディスプレイを購入してAirを接続するのが吉ですね。トラブルを避ける目的であれば、やはり純正の「Studio Display」がいいのかも…。高すぎですが…。
また、気になる記述も…。
なんでも、ディスプレイを2台接続している状態でAir本体のディスプレイを開けると、「プライマリディスプレイ」と「セカンダリディスプレイ」との接続が解除され、リセットするためには再接続が必要になる…とのこと。
ディスプレイの優劣を決めて使用する際にはうっかりAirのクラムシェルモードを解除しないようにしないといけないようですね。
最後に…。
YouTubeの「Appleが大好きなんだよ」さんが、ハブを利用した「並列分岐出力」が可能か?…という検証をしており、なんと「OK」ということでした。
Apple公式の見解からすると「できない」とも思われることが可能だということが分かる貴重な検証動画です。
Appleの公式見解は、無用なトラブルを避けるために厳しめに提示されている可能性が高いですね。
もちろん自己責任ではありますが、購入なさる方は「どこまでできるのか」について実験してみるのも楽しいかもしれません。