米国で売れたMacは90%がMacBook系
先日、いきなりM3搭載MacBook Airが登場して世界中に驚きを与えることになりましたね。3月上旬という登場時期にも驚きました。
すぐさまiPad Proが続かなかったのがやや不思議。整合性に欠けるようにも思えるのは私だけでしょうか?
そんな中…。
2023年の米国でどのMacが売れたのか?…ということをまとめた記事が来ています。
90%がMacBook系なんですね…
やっぱり皆さんラップトップなんですね。 でもなあ…
記事によると、
2023年の米国において、AppleのMacの中で最も販売台数が多かったのは2022年と同様にMacBook Proで、Mac全体の51%を占めていたことが調査会社CIRPのデータで明らかとなった
ということです。
以下がその結果。
なんと、全体の「90%」がMacBook系…という衝撃的な結果です。
まあ当然ながら、Macの大黒柱は「MacBook Pro」、次いで「MacBook Air」ということは承知しています。ただ、もう少しデスクトップ機がやれていたような…。
と記事を読み進めると、
2022年のCIRPのデータによると、Appleのパソコン事業の主要デバイスはMacBookで、MacBook AirとMacBook Proが同社のMac販売台数の約75%を占める一方、デスクトップモデルはわずか25%
という記述に気付きます。
つまり、2022年においては、ラップトップ機とですとトップ機の比率が「3:1」であった…ということなのです。
これがたった1年で「9:1」…。
まあ、確かにデスクトップ機に魅力的な新型が登場しなかった…ということは言えるかもしれません。加えて、「M3系」のチップを搭載して2023年に登場したのは「MacBook Pro」のみと、初物買いという観点から見てもデスクトップが非常に不利だったとは言えるでしょう。
しかし…。
それにしても「9:1」です。
個人的にはメイン機として「M1搭載Mac Studio」を使用しており、すこぶる快適です。
もちろん、使用するスタイルとして、どうしても頻繁にMacを外に持ち出す必要がある方であれば必然的にラップトップ機になるのでしょうが、「9割」がそうだとはどうしても思えません。
書斎メインで使うのであれば、冷却機能が優秀であり、一度ディスプレイを購入してしまえばその後は割安に買い換えができるデスクトップMacを購入する…という考え方は十分にありだと思うのです。
「Mac=MacBook系」というイメージがそうさせるのか?
文化的に米国ではラップトップが強いのか?
「デスクトップ機」というと、どうしてもグラボを詰んだWindows機ということになるのか?
その理由が知りたいとともに、日本の市場での動向にも注目してみたい…と強く感じました。