「MacFan」がついに隔月刊に…
5〜6年前までは「MacFan」を購入して情報収集に努めていたものです。
しかし、いつの間にか全く購入することが無くなりました。
かといって、Apple製品について興味を失ったわけでもなく、知識が失われているわけでもありません。いつの間にか、情報の殆どをネットから仕入れることになっていたわけです。
世の中、実機ではWindowsPCで溢れているのですが、どういうわけかネット上ではMacおよびApple製品の情報に溢れています。
新製品の噂やレビュー情報も新鮮なものが豊富にあるため、わざわざ雑誌を見なくても事足りるのです。というか、むしろ、
「発売後かなり経過した情報をわざわざお金を支払って購入する意味が無くなった」
ということ。
ネット上の方が、新鮮で多岐にわたる情報を得やすくなってしまったのです。
そして…。
ついにあの月刊誌が隔月刊へと転落してしまうようです。
「Mac Fan Portal」のデビュー 紙文化がどんどん廃れていく…
記事によると、
マイナビ出版が、Mac Fanの新しいWebメディアとして、2024年5月29日に「Mac Fan Portal」を創刊すると発表した。また、長らく月刊誌として発行してきた雑誌「Mac Fan」は、2024年5月・6月合併号(2024年3月29日発売)を区切りとして、以降、刊行ペースを隔月刊へと移行することも発表した
ということです。
紙媒体を隔月刊とし、かつWebを活用した情報発信に切り替える…ということですね。
まあ、仕方ないでしょう。
MacFanは現状様々な書籍サブスクでも読むことができますし、そもそも迅速に情報をゲットしたいユーザーにとって、旬を過ぎた情報はすでに情報では無くなってしまっている可能性か大きいのですから…。
そのうち、隔月刊も持続するのが難しくなるでしょうね。
そして、恐らく情報発信の中心はWeb媒介の「Mac Fan Portal」に移っていくのでしょうが、こちらもなかなか厳しいと思います。
正直、Apple製品に関してはYouTubeでの情報で十二分です。
それも、かなり深掘りしてくれるサイトが数多くありますし、映像でそれを確認できるのは大きい。
また、欲しい情報をそれぞれのチャンネルが競い合うようにして迅速に提供してくれるため、何か一つの情報元に頼ろう…という選択肢がそもそも必要ないわけです。
こちらも廃れている「カメラ雑誌」に関しては、「画像」という見える形の情報を雑誌でじっくりチェックする…ということは有意義だと考えます。
しかし、Apple製品の情報は、そこにこだわる必要は全く無いわけです。
さて、「Mac Fan」の文化はいつまで継続させることができるでしょうか?
個人的には、なかなかよいイメージがもてないのが実情です。
残念ではありますが…。