Macのウインドウを自由自在にレイアウト! 「Magnet v3.0」がリリース
アプリの種類ではWindowsが圧倒的ですが、Macアプリの中には、Windowsには無いユニークなものも多く、
「一度使うともう手放せない!」
というものも少なくありません。
思いつくだけでも、
「PopClip」「Paste」「BetterTouchTool」「Clipy」
など、が頭に浮かびます。
もはや当たり前になりすぎて、Windows機はもちろん、他人のMacでもストレスになるくらいです。それらのカスタマイズも込みで「自分のMac」ということになっているんですよね。
さて、そんな「必須」のアプリの中に「Magnet」があります。
今でこそmacOSも標準でウインドウのサイズを任意に変更する機能がありますが、この「Magnet」は常にOSの先を行き、我々に幸福をもたらしてきました。
私はメインのMacを未だmacOS Sequoiaにアップデートしていないのですが、ついに「タイル表示」に標準で対応したようですね。ただ、これらの標準タイル化機能でも、まだ「Magnet」には全く追いついていません。ショートカットでより多くの好みのタイル化に対応しているのが「Magnet」なのです。
そして…。
macOS Sequoiaがタイル化の機能を標準搭載したからか、Magnetが大幅に進化しました。
「Magnet v3.0」のリリースです!

思い思いのタイルサイズをカスタマイズ! メニューのホバーも有り難い!
記事によると、
MagnetはチェコでデザイナーをされているPavel Kozarekさんが2012年から開発している老舗のMac用ウィンドウマネージャアプリで、Appleのストーリーやおすすめアプリにも度々取り上げられているが、現地時間2024年10月15日付けで、3度目のメジャーアップデートとなる「Magnet v3.0」アップデートがリリースされた
ということです。
新バージョンのウリは、なんといってタイルのカスタム機能でしょう。
以下のように、表示したいタイル大きさや位置を任意で選択できるという優れものです。

せっかくのmacOS Sequoiaのタイル機能が吹き飛ぶほどの利便性です。
当然、従来のV2の標準タイルでも十分なレイアウトの柔軟性を誇ってはいたのですが、「自分なりにアレンジしたい!」と考えていたユーザーにとっては正に渡りに船でしょう。
また、個人的に嬉しいのが、
「ウインドウ左上にある緑のフルスクリーンボタンにマウスポインターをホバーすることで、ウィンドウスナップの形を決められるドロップメニューを縦横に表示できるようになった」
ことです。

クリックすること無く「ホバーするだけで…」というところがミソ。
当然ですが、すべてのタイルのショートカットを覚えるのは厳しいので、たまにしか使わないタイルをいとも簡単に「見える化」してくれるのは非常に有り難い!
今回のバージョンアップで、アプリの価格が「980円→1,500円」と鬼上がりしてしまったのは非常に痛い!
ただ、従来のバージョンを購入しているユーザーは無償でバージョンアップできるので無傷です。
ご新規の方、1,500円は大きいですが、今回のバージョンアップで価格相応の機能を手にしたとは思います。
是非「Magnet」の快適さを体感してみてください。