新型Mac miniの「電源ボタン」問題、解決なるか?
M4搭載の新型Mac miniの評判がうなぎ登りです。
筐体が小型化された…という大幅な変更もありますが、どう考えても「M4 Pro」の性能アップぶりが非常に効いている印象です。
価格、性能のバランス、やはり非常に重要なんですよね。ユーザーは敏感に反応しています。それこそ答えです。
さて、この新型Mac mini…。
性能面では称賛の嵐ですが、性能自体には関係がないある一点について話題となっています。
それは「電源ボタン」の位置。
これが筐体底面に配置されており、指を入れようにも入れられない…という「地獄仕様」になっているのです。

思わず「Magic Mouse」の電源ポートを思い出してしまいました。
そう、ケーブルを挿す端子が本体裏面にあり、充電しながらは使えない…という地獄仕様で有名です。亀の子の裏返し状態…。正に地獄…。
何故かUSB-C化された新タイプでも改善されなかった極悪仕様…。

「本体裏面」は鬼門でしょうか?
この電源ボタンに対し、様々な方々が解決策を模索しているようです。
Elise Japanが解決策を提案へ
記事によると、
Elise Japanが、M4搭載「Mac mini」の電源をカンタンに起動出来るソリューションを12月に発売する予定であることを案内している
ということです。
「ソリューション」なんていうかっこつけた言葉を使用していることが気になりますが、簡単に言えば、本体上部からでも電源ボタンを押すことのできる何かしらの製品が登場する…ということでいいのかな?
まあ、恐らくは似たような製品が今後続々と登場することになるでしょう。

よく、
「Macはスリープで使用し続けるのが基本だから、電源ボタンには触らないんじゃないの?」
と言われます。
しかし、Mac Studioを使っている私は1日の作業が終了したらシャットダウンして使用しています。当然電源を切るのは1日1回ですが…。
なぜならば、Mac Studioでは、スリープさせている間に本体がほんのり温かくなるからです。
Mac Studio導入時に気付き、色々と対策をし、1回Appleに本体を交換してもらったりもしたのですが、結果は変わらず…。
恐らくは仕様です。
たちが悪いのが、
本体を通常起動し画面のみスリープしている状態では、本体のファンが回っているのでMac内部の温度が上がることがないのに対し、スリープされるとファンが停止して、本体内部の温度が上がってしまう
ということ。
それも結構な温度まで上がるので、かなり気持ち悪く、私はいったん起動したあとに席を外す際には「画面スリープ」を、そして1日の作業が終わった際には「シャットダウン」して電源を落とすことにして、この3年間使用してきました。
先日、「M4 ProのMac mini」を購入した「Appleが大好きなんだよ」さんも、スリープ時にMac内部の温度が上がる…ということを動画内で報告されていました。
動画では、複数のディスプレイに接続していることが原因では?…と予想されていましたが、本当にところはどうなんでしょうね?
もし私が新型Mac miniを購入するとしたら、やはりMac Studio同様にシャットダウンすると思います。スリープの方が温度が上がる…ということは常時使用するに当たっては抵抗がありますので…。
だからこそ…。
電源ボタンが押しづらい…というのは大きな弊害なんですよね。
Mac Studioの電源も本体背面の左下にあり、非常に押しづらいです。
まあ、もう手の感覚で覚えてしまいましたが…。
でも、本当だったらやはり筐体前面におくべきなのが電源ボタンだと考えます。
Apple、時々このような鬼のような仕打ちをするんですよね…。
もう少しユーザー目線で考えていただきたいものです!