カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

ARMベースMacには「A14XBionic」改良版を搭載?〜ついに出てきた具体的なチップ名!〜

2021ARMベースMacには「A14XBionic」改良版が搭載?

 先日は,ARMベースMacが2021年にも発表されるということと,TSMCがAチップの高精細化を急いでいることを結びつけ,Macに搭載されるAチップについて予想してみました。

 その中で,
「2021年MacBookに搭載されるのは,A14BionicのiPad版であるA14XBionicを更にMac用にチューニングした"A14ProBionic"のようなチップ」
になるのではないかと考えました。

 すると…。
 その後以下のような記事を見つけました。

 予想通り,2021MacBookには「A14XBionic」の改良版が搭載される?

f:id:es60:20200429091455j:plain

 

高精細化による高性能化がどこまで可能か?

 記事によると,

「A14」プロセッサをベースとした独自のMac向けプロセッサを3つ開発しており、そのうちの1つはiPhoneやiPad向けのプロセッサよりも遙かに高速になる

最初にMacに採用されるプロセッサは12コアで,「Firestorm」というコードネームの8つのパフォーマンスに重視したコアと「Icestorm」と呼ばれる4つのエネルギー効率に重視したコアが搭載され,将来的にはより多いコア数のプロセッサも検討している

とのことです。

 Appleはこれまでも,ノーマル「A」はiPhoneに,グラフィック強化版である「AX」はiPadに…という棲み分けを行ってきました。

 今回の記事は,Mac用には「X」の更なる強化版を設計するものの,
「同一のAチップをベースにする」
という考え方を示したものとして非常に興味深いものです。

「Mac用に特別の自社製チップを新機軸で開発する」
ということではなく,あくまでも同一のAチップを大元とする…。その考え方は理に適っていると思います。
 より高性能なチップを作ろうにも,これまで毎年のようにグレードアップされてきたAチップは,もうすでに時代の最先端を走っているものであり,別グレードの高性能版を作るという次元にはないのでしょう。

f:id:es60:20200427125413j:plain

 以前の記事にも書きましたが,TSMCは,2021年に「3nmプロセスルール」,2022年に「2nmプロセスルール」と,Aチップの高精細化を急いでいるようです。
 恐らくこれは,「Macへの搭載」を意識したものであるはず。

 当初MacBook系に搭載される「5nmプロセスルール」では,さすがに高性能Macを駆動するだけのパワーはない…。その上で,今後の「Intel一掃」を考慮するに,一気にAチップの性能を向上させるしかないわけです。

 だとすれば…。
 「Mac用2nmプロセスルールAチップ」を搭載したMacBook Pro,iMacが登場するのは,2022年にA16が搭載されたiPhoneが発売された後の「2023年3月」頃なのではないでしょうか?

 今後の段取りを予想することができるまでの情報が現れだしたARMベースMac。
 MacがIntelに左右されなくなるという時代も,以外に早く訪れるのかもしれませんね。

ついにIntel「Comet Lake-S」が正式発表!〜発売開始は5月末? さあ,iMacはどうする?〜

デスクトップ向けCPU「Comet Lake-S」正式発表!

 ついに,IntelのデスクトップPC向けCPUである「Comet Lake-S」シリーズが正式に発表されました。 
 これまでも「4月末発表」と噂されていましたので,予定通り…というところでしょう。

f:id:es60:20200501102541j:plain

 さて,本ブログでは,この「Comet Lake-S」が新型iMacに搭載されるCPUになると予想されるために,以前から注目してきました。
 特に,「10Core20Thread」という情報が出てきていたことから,
「次期iMacは"松モデルカスタマイズ"に挑戦か?」
という欲も出てきていたところです。 

 さあ,そしていよいよ正式に発表された「Comet Lake-S」。
 当然気になるのは,今後のロードマップです!

 

出るとすれば「5月末」?

 今回の発表を見ると,高スペックのデスクトップ用だけでなく,実に様々な用途に向けたラインナップが構築されているようですね。
 高スペック向けだけでも以下のようなラインナップ…。
 まあ,CPU事情に詳しいわけではないので,目がちらつくわけですが…。

f:id:es60:20200501102908j:plain

 個人的に狙っているのは,「i9 10900K」シリーズ。
 デジカメでのRAW現像やレタッチの機会が増え,今年はCanonから新型機の登場も噂される中,安心できる高スペックに手を出してしまいそうです。

 やはり「10Core20Thread」という数字にも,ミーハーだとは思いながらも魅力を感じてしまいます。お恥ずかしながら…。

 今回のIntelは,AMDの「Ryzen」が多Core化を進める中ではおとなしめのスペックになっているように数字だけを見ると感じられますが,紹介記事を見ると「シングル性能面の強化」を念頭に入れているようで,Intelは,
「世界最速のゲーミングCPU」
とアピールしたとのこと…。

f:id:es60:20200501105803j:plain

 マルチ性能面でAMDが優位に立つという,苦しい立場の中,Intelが業界の雄としての立場をどの程度維持できるのかについても興味が湧きますね。

 さて,「発表」はされたものの,「発売時期」は正式にアナウンスされていないようです。
 以前の情報では,1ヶ月後の「5/27」に発売が開始されるというものがありました。

 恐らく間違いなくこの時期に出てくることになるでしょう。

 もし新型iMacに「Comet Lake-S」が搭載されるとなると,昨年のMacBookPro15インチ同様,「CPU発売→即新型iMac発売」という展開もあり得るでしょう。

 

気になる「23インチiMac」の情報

 気になるのは,以前の「新型23インチiMac」の情報です。 

 5月末にiMacのマイナーチェンジが行われ,2020年後半にディスプレイデザインを変更したフルモデルチェンジが行われる…。

f:id:es60:20200427125327j:plain

 昨年のMacBookPro16インチのような展開は,個人的には本当に勘弁してもらいたいのですが,何だか「ありそう」な予感もします。「CPU据え置き」という考え方も昨年同様かな?

 また,Intelのロードマップとしては,時期CPUである「Rocket Lake」の発表も間近に控えているとう説が有力で,今回の「Comet Lake-S」は短命で終わる可能性もあるようです。
 また,性能向上面でも,「Rocket Lake」では今回以上のアップが見込める…ということのようで,このIntelとAppleの製品投入のタイミングも,非常に苦しい展開になってきていますね。

 このままだと,iMacも「1年に1回の改訂」という路線にハマっていきそうです。
 まあ,「いつ改訂が来るか分からない…」状況よりだったら,まだその方が割り切りができるというものですが…。

 さあ,新型iMacは来るのか?
 ドキドキの5月がスタートしました!

iPadOS14でホーム画面でのSlide Overと3画面のSplit Viewに対応か?〜それでもMacにはなり切れないが…〜

WWDCへと動き始める…

 この時期になると,視線は6月のWWDCへと向けられ始めます。

 今年のWWDCはオンライン開催になるようで,どのような形態をとるのか…という点についても注目されますね。 

 さて,昨年度のWWDCで発表され,OSとして独立した上に,これまでにないMacOSとの連携という新機軸も示したことで注目を浴びた「iPad OS」
 先日はiPad Pro専用のMagic Keyboardも前倒しで発売したこともあり,よりタイピングを意識した新しいiPadの活用を,Appleとしては後押ししたいようです。

 よく,「iPadのMac化」ということが言われますが,本ブログでは,そもそも「iPadとMacは根本的に異なるデバイス」という考え方を取ってきました。また,恐らくはその考え方は今後も変わらないはずです。

 変わるとすれば,Mac OSとiPad OSとが完全に融合し,「MacとiPadの垣根がなくなったとき」となるでしょう。
 しかし,主に指やスタイラスでの入力を想定したiPadと,キーボードやマウス・Track Padでの入力を想定したMacとでは,想定される作業内容も異なるはずですし,製品コンセプト自体が完全に重なることはないはず。

 私はWindowsPCのように,むやみに双方を融合することには反対です。
 必要であれば,MacとiPadを併用するのが,もっとも健全だと考えます。

 それを踏まえた上で…。
 iPadの操作性を快適にするために,MacOSの要素を部分的に取り入れるのであれば,許容範囲でしょう。Apple側も,ユーザー側も,「無理にお互いを寄せる必要はない」ということをしっかりと理解した上で考えていく必要がありますね。
 どうも風潮が「iPadのMac化」に流されているようで心配です。

 さて,そんな中,これまでのiPad OSの弱点であった「マルチタスク画面」に関して,朗報が届いています。

 iPad OS14では,「Slide Over」と「Split View」が進化する?

f:id:es60:20200427105357j:plain

 

意外に不便だった「ホーム画面でSlide Overできない」という事実

 記事によると,iPad OS14では,

・ホーム画面でのSlide Overをサポート
・Split Viewで最大3つのアプリを同時に表示できる

ということです。

 いや〜,これは朗報ですね。

 例えば。HomePod画面上から写真アプリやメモアプリをSlide Overして,確認を取りたいような場面も多かったわけですが,これまでは何かしらのアプリを立ち上げてからの利用しかできなかったわけです。

 「確認」という意味合いで言えば,何らかのアプリを起動する前に,「素材確認」を行うことはごく普通に行われるわけで,それができなかった時点で不都合を強いられる感覚がありました。これまでのiPadは作業向きであり,「推敲向き」ではなかったのだと考えます。

f:id:es60:20200427113038j:plain

 また,Macではごく普通に行われているマルチ画面での作業においては,これまでのiPadでは「2画面限定」での作業を強いられてきました。これもiPadでは「創作的な思考を分断させる」と感じてきた要因です。

 これが「3画面まで開ける」となると,まあ可能性が広がることにはなるでしょう。
 しかし,この点に関しては,画面の形やサイズ,切り替え等の面でマット比較するとまだまだ大きすぎる制限が残ったままですので,やはりその機能も「中途半端」「限定的」という範疇からは抜け出せていないわけですが…。

 

より明確化するiPadの立ち位置

 今回のiPad OSでは,これまで同様,「よりPCに寄せた」進化が見られるようです。

 しかし,前述したように,完全に「OSが融合」しない限り,この「寄せる」「近づける」「機能を付加する」という程度の連携しかできないことは明確です。

 このことは,別に悪いことではなく,元来のMacとiPadとの役割の違いからするとむしろ好ましいこととも受け取ることができるでしょう。

 Macは何の制限もなく,キーボードをマウスという入力機器を活用して,やりたいことの全てを,やりきることのできるマシン。多様な素材を材料にし,その受け渡しや表示方法等に何のストレスも無く,自由に創作活動が行えます。

 対するiPadは「決め打ち」のマシン
 「〇〇がしたい」という,明確なタスクがある場合に,そのシングルタスクをやり遂げる場合には何の不自由もありません。もちろんパワーも十分。1つの目的を達成するために,1つの行程をやり遂げる…。そんな使い方に適したのがiPadなのだと考えます。
 そして,その明確な目的として「手書き入力」の大きな武器になるのがApple Pencil。これはMacでは使えませんので,必ずしも「Macの方がiPadよりも優れている」ということでもないわけです。

 あくまでも「使い方」「目的」次第…。

 我々も,「iPadがMacに近づいたから…」といって何気なく飛びつくのではなく,「何をしたいのか」という目的と,「それを行うためにはどのデバイスがふさわしいのか」という解決方法とを照らし合わせて,取捨選択している必要があるはずです。
 そして,その「選択力」が,今後ますます重要になってくる傾向は強まっていくことでしょう。

 Appleも,「Mac = iPad」ではないことを踏まえた上でのアピールをしていく必要があるはずです。
 特に今年の宣伝を見ていると,以前のような「分別」がやや薄れているような懸念も感じましたので…。

ARM「Mac」とTSMC「2nmプロセス」Aチップとの関連やいかに?〜Aチップを高性能Macに搭載できるのはいつ?〜

ARMベースMacの展開やいかに?

 AppleがIntelと決別し,MacのCPUとしてAチップを搭載するのでは…という話題は,数年前からまことしやかに噂され,ついに来年度にも実現しそうな勢いです。 

 これまでiPhone,iPadの高性能ぶりを支えてきたAチップですが,よもやMacの心臓部としての役割を担うだけの性能を持ち合わせるほどになるとは,誰も予想しなかった展開なのではないでしょうか?

 Aチップの高性能ぶりに加え,「Project Catalyst」によって,OSの垣根を越えたアプリ構築を行えることになったことも,「全てをApple内製で仕上げる」という考え方の下支えになっているのかもしれません。
 見方を変えれば,そのためにMarzipan化を推し進めてきたとすることもできるでしょう。

 CPUがインテルからAチップになることで,現行のアプリの動作という点で課題は残るようですので,その点については今後クリアにしていかなければならないでしょう。
 しかし,逆を言えば,その点さえクリアできれば,一気にインテル臭を消すこともできるはず。個人的にはParallelsの動作がどうなるか,非常に気になりますが…。

 そんな中,TSMCが「2nmプロセスルール」でのチップ開発を開始したという記事が来ています。高精細化を急ぐのは,高性能Macへの搭載を睨んだ動きなのでしょうか?

f:id:es60:20200426121907j:plain

 

高精細化を急ぐTSMCの意図は?

 まずもって,2021年にも登場するとされているARMベースMacは,MacBook AirのようなMacBook系スタンダードモデル限定になりそうだということ。

 その理由は,簡単。
 いくら高性能のAチップとはいえ,さすがに「MacBook ProやiMacという高性能機を駆動するまでのパフォーマンスには達していない」ということです。
 また,その省電力製を考えても,所謂ノートPCへの適性が高いであろうことは明らかですね。

 そのまますんなり「Air」に搭載されるのか?
 それとも,一旦は消えた「Mac Book」が,Aチップを搭載して復活するのか?

 私は「MacBook復活」がおもしろい思うのですが…。
 それも,「10万円切り」のMacBook。
 「99,800円」ではおもしろくありませんので,ここは思い切って「89,800円」始まりの値付けではいかがでしょうか?

 昨今のiPhoneやiPad Proの低価格化を考えると,あながち無理な話でもないと思うのですが…。

 さて,2021年はいいとして…。
 恐らくAppleとすれば,中期的な計画として,全てのMacのARMベース化を図ろうともくろんでいることでしょう。しかし,前述したとおりに,現段階でのAチップでは力不足…。
 そうなれば,更なるパワーアップを狙っているはずです。

 2020年iPhoneに搭載される「A14Bionic」は,これまでの「7nmプロセスルール」から更に高精細化した「5nmプロセスルール」で製造されるようです。
 そして,2021年にはこれが「3nmプロセスルール」になるのでは…と予想されています。
 この段階で,ひょっとしたらSamsungのAチップ参入がある得るかも…ということは,先日記事にさせていただきました。

f:id:es60:20200426143313j:plain

 更に…。
 今回の記事では,
「TSMCが,2022年に2nmプロセスルールのAチップを製造するための開発に入る見込み」
という情報が記載されています。

 私は,ここまでTSMCがAチップの高精細化を急ぐ背景には,ARMベースMacのラインナップ増加というミッションがあるように思えてなりません。
 その段階を妄想してみると…。

①2021年→5nmプロセスルール→MacBook系(ほぼ確定)

②2022年→3nmプロセスルール→MacBook Pro13インチ?

③2023年→2nmプロセスルール→MacBookPro 15インチ? iMac梅モデル(ハイPowerBeats Proオーマンス機はIntelCPU搭載,あるいはカスタマイズ可能)

 

 ②,③への移行は,そんにたやすいことではないと思われますので,もっと期間が空くことがあるとは思いますが,あくまでも希望的妄想です。

 

「Mac用Aチップ」という考え方

 更に妄想を膨らませると…。

 現行のAチップも,iPad Proに移植する際には「A12X」など,いわゆる「強化版」をあてがうのが通例です。(A12Zは非常に残念でしたが…)

 だとすれば,Macに搭載されるAチップにおいても,iPhone用のAチップをベースに,性能向上版が特別設計される可能性が高いのではないでしょうか?
 例えば「A14Pro Bionic」など。
 本来であれば,アルファベット最終文字の「Z」がふさわしいかもしれませんが,この「Z」,今回のiPad Proで味噌を付けてしまいましたので…。

 いずれにせよ,Intelのロードマップに左右されることなく,Appleがモデルチェンジの時期を自由に決定できるメリットは計り知れません。
 また,明らかにコストの面ではAチップの方が安価に製造できるはずですし,省電力面でも優れているでしょう。

f:id:es60:20200426143325j:plain

 前述した,アプリやソフトウエアの「脱Intel」がうまくいき,超高性能のAチップ製造技術を持ち合わせる…という条件は付きますが,より安価で高性能なMacを,最近多い「半年でモデルチェンジ」などという馬鹿げたモデルチェンジなしで手にできるのであれば,こんなにユーザーにとってありがたいことはありません。

 Appleには,あくまでも「ユーザー目線」という部分を忘れることなく,開発に全力を注いでもらいたいと願っています。

新型iMac登場の予感? 〜カスタマイズiMacの出荷が「6/1〜」へと大幅に遅れている〜

カスタマイズiMacの出荷が遅れまくっている件…

 何気なくApple Online Storeを見ていると…。

 とんでもないことになっていました。 

 なんと,カスタマイズiMacの出荷が最短でも「6/1〜」となっているではありませんか!

 これは,新型iMac登場の予兆なのではないでしょうか?

f:id:es60:20200427125327j:plain

 

いくら何でも1ヶ月以上は異常事態!

 まずは,4月27日現在のiMac情報を…。

 「吊し」とも言われる,デフォルト状態での組み立て済品は,在庫があるようで,即日出荷状態。これは,登場したてのMacBook Airと,基本受注生産のようなMac Pro以外は全て同条件。
 こちらは,27インチの所謂「松モデル」の吊し。全く問題はありません。

f:id:es60:20200427115720j:plain

 しかし…。
 どれか1つでもカスタマイズすると,このように…。

f:id:es60:20200427115813j:plain

f:id:es60:20200427115824j:plain

 何と!
 お届け予定日が「6/1」に!

 いくら何でも「1ヶ月以上先」というのは異常事態でしょう。もはやコロナウイルスの影響という範疇では説明ができません。

 また,同じiMacでも21.5インチモデルのカスタマイズ品は「5/5〜」となっており,27インチのみが異様に遅れることも気になるところです。
 まさか27インチだけ先に何からの動きがあるとは考えにくいですが…。

 さらに,「6/1」という日程も気になります。
 というのも,時期iMacに搭載されるといわれている,Intel「Comet Lake-S」が間もなく発売とされており,マザーボード等の条件が整えば5月中にもこのCPUを搭載したマシンが出回るのではないか…とされているからです。

 しかし,この次期iMacに関しては,先日新筐体を連想させる「23インチ」モデルの情報も出たばかり。 

 一気に混迷の度を増しているのです。
 これまでも述べてきたように,考えられる可能性としては, 

①5月中のCPU,グラフィック関連強化のマイナーチェンジ
②2020年後半まで待ってのフルモデルチェンジ
③「①+②」の最悪バージョン

といったところでしょう。

f:id:es60:20200427125356j:plain

 本ブログでは,昨年度の「MacBookPro15インチ→16インチ」のような,半年程度でのモデルチェンジは避けて欲しいということを再三書かせてていただいています。
 上記「③」のパターンはやめて欲しいなあ…。

 しかし…。
 今回の「6/1〜」というお届け状態は,明らかに「新型iMac登場に向けた生産調整」と言えるのではないでしょうか?

 ということは,昨年のMacBookPro15インチのように「5月末」のiMacのマイナーチェンジがある…と予想することができます。もちろん最新の「Comet Lake-S」チップを搭載して!

 

「昨年同様」であるのなら…

 そして,「昨年同様」であるのなら,iMacのフルモデルチェンジが2020年後半に行われても何ら不思議ではないわけです。

 いや〜,これは困った!

 確実に2020年中にフルモデルチェンジがあるというのであれば,マイナーチェンジ機の購入はぐっと我慢もできますが,もしフルモデルチェンジがなく,その後しばらく放置されようものなら,テンションが下がるなあ…。
 また,これも以前の記事に書きましたが,恐らくフルモデルチェンジされたとしても,CPUは据え置きとなるはずです。MacBook Pro16インチがそうであったように…。

f:id:es60:20200427125413j:plain

 ですから,性能面だけを考えるのであれば,マイナーチェンジ機購入でも全く問題なさそうだ…ということも悩みの種。

 さて,どうしたものか…。
 プロッサーさん,2020年後半のiMac情報をつぶやいてくれませんか?

新型iMacはいつ? MacBook Proは13インチ?…14インチ?〜大物リーカー2氏が今後のApple新製品について情報発信!〜

今後のApple新製品やいかに…?

 コロナ騒動の中,どうにか新型iPhoneSEの発売にこぎ着けたApple。 

 日本国内のキャリアでの受け渡しに関しては,GW後となりましたが,大きなスケジュールの遅れを生じさせなかったことは,Appleの底力を感じさせました。

 「新製品」ということに関しては「一服」といったところですが,当然水面下では着々と準備が進んでいるはずです。
 当然Appleの最重要課題は「iPhone12」ということになるのでしょうが,これに関しては「例年の9月よりはやや遅れる…」という見方が最近強くなっているようです。

 そんな中…。
 有名リーカー2人が,こぞって今後のアップルデバイスに関する情報を発信しました。

 これって偶然?

 

やはり気になる「iMac」!

 今回情報を発信したのは,いつものプロッサー氏とBloommbergのMark Gurman氏
 プロッサー氏はTwitterで質問を受ける形で,Mark Gurman氏はライブ配信で,それぞれの情報を公開しました。

f:id:es60:20200423093523j:plain

プロッサー氏情報

f:id:es60:20200423093539j:plain

Mark Gurman氏情報

 そしても,やはり気になるのは,iMacとMacBook Pro13インチの後継機問題です。
 この点に関して,2人の情報に肝心な部分での齟齬があります。

 新型iMacの登場時期に関しては,プロッサー氏は「間もなく出荷準備完了」としているものの,Mark Gurman氏は「2020年後半にフルモデルチェンジ」とした噂の肯定に留まっています。

 プロッサー氏情報が正しければ,
「4月末のComet Lake-S登場を受けて,内部構成のみアップデートした現行筐体をマイナーチェンジしたiMacが間もなく発売される」
ということでしょう。

f:id:es60:20200423101257j:plain

 そして,それは恐らく,昨年の「MacBookPro 15インチ」と同様の「短命モデル」を意味することになるかもしれません。
 昨年の15インチモデルは,5月にCPU載せ替えのマイナーチェンジを行い,半年後に「16インチ」へと大変革を遂げました。

 もし,「マイナーチェンジiMac」が発売された半年後に,「フルモデルチェンジしたiMac」が登場するのであれば,
「Appleさん,2年連続でそれはないよ〜」
という突っ込みが全世界で湧き上がりそうです。

f:id:es60:20200423101227j:plain

 しかも…。
 恐らくは昨年度同様,今年後半のフルモデルチェンジモデルでは,CPUである「Comet Lake-S」の載せ替えは行わないという,中途半端な改訂に落ち着くはず。
 「15→16」のモデルチェンジの際も,ディスプレイサイズやグラフィックボードの強化は行われたものの,CPUは据え置きでしたので…。Intelのロードマップからしても,次世代「Rocket Lake」シリーズの発売は2021年になるでしょうから,新CPUは載せたくても載せられないわけです。

 以前の記事にも書きましたが,
「半年で改訂というモデルチェンジは,ユーザーへの裏切り行為」
であるとも言えると考えます。

 ただでさえ高額なMac。Appleは,ユーザーがより計画的に,より安心して購入できるような配慮をすべきです。
 もし本当にAppleが2020年後半に,iMacの全面改訂を視野に入れているのであれば,慌ててComet Lakeを載せなくてもいいのでは?

 逆に,フルモデルチェンジまでの期間が最低でももう1年ほどあるのであれば,できるだけ早く新CPU搭載機を発表した方がいいと思います。

 さすがに「半年」はダメです!
 でも…。
 最近絶好調のプロッサー氏が「間もなく出荷準備完了」としているのがどうしても気になります。

 

下手をしたら「13インチ」も半年の命?

 そして,MacBook Pro13インチの後継機も非常に気になりますね。
 特にプロッサー氏の物言い。

・5月に1機種登場
・それは14インチではない
・しかし14インチは2020年に登場する

 …ということは,5月に「13インチ・Comet Lake-H搭載」のマイナーチェンジモデルを投入した後,やはり「半年後」に,昨年の16インチ同様「14インチへディスプレイサイズ拡大・CPU据え置き」という改訂を行うということでしょうか?

 これ,本当に実現したら大惨事ですね。

 ましてやiMacも13インチのどちらとも「半年改訂」だったら…。
 考えただけでも恐ろしい!

f:id:es60:20200423101506j:plain

 いや〜,参った…。
 iMacどうしようかな…。

 プロッサー氏から,「フルモデルチェンジiMac」の情報が出て来ないのも気になるし…。
 今回見送って,その後フルモデルチェンジがいつまで経っても行われない…ということになったら目も当てられないし…。 

 

iMacに搭載予定 Intel「Comet Lake-S」が4月30日に発表!〜それでも新型は2020年後半発売? それとも5月末発売がある?〜

ついに本命が来る! 「Comet Lake-S」が4月30日発表

 新型MacBook Airには「Ice Lake」が載り,先日はMacBook Pro搭載予定の「Comet Lake-H」が発表になり…。

 Intelの第10世代CPUが続々と発表になっています。
 そんな中,最後まで残されていたのが,デスクトップ向けの「Comet Lake-S」シリーズ。
 昨年度来,「10Core20スレッド」というとんでもないパワーを秘めている…ということで期待が膨らんでいましたが,とうとう登場するようです。 

 「Comet Lake-S」が4月30日に発表される!

f:id:es60:20200405121236j:plain

 

スペックは予想通り! 後は新型iMacの登場時期だけ…

 今回発表される「S」シリーズの内容は以下の通り。

f:id:es60:20200405142513j:plain

 しっかりと「10Core20スレッド」のモデルが確認できます。
 恐らく,CTOで選択できる最上位CPUは,「i-10900K」あたりになりそうです。消費電力は,これまでの95Wから125Wに増えることになります。
 否が応でも期待が膨らんでしまう展開ですね。

 さて,これで「準備は整った」ということになります。
 後は,マザーボード等の供給が始まり次第生産開始…となるのでしょうが,Appleはどの時期での発売をもくろんでいるのでしょうか?

 先日は,「MacBookPro14インチがWWDCと同時期の6月」「iMacは2020年後半」という情報が流れました。その後,MacBook Proに関しては,13インチのままインチアップなしで5月にも登場というプロッサー氏の情報もありました。 

 この記事の中で,
「iMacの改訂が2020年後半となれば,筐体の変更を含めたフルモデルチェンジの可能性があるのでは?」
と予想しました。
 だって,「Comet Lake-S」の登場が4月頃になるということは以前からいわれていたことですので,その時期にCPU載せ替えのマイナーチェンジを行わないのであれば,より大きな変更を控えていると考えても無理はありません。

 逆に,マイナーチェンジを行うのであれば,もはや5月中あるいはWWDCの時期に合わせて…という時期しかあり得ません。この時期を逃してしまうと,来年にも…といわれているフルモデルチェンジとの間隔が無くなってしまいますので。

f:id:es60:20200405145223j:plain


 昨年のMacBook Pro15インチは正にこの考え方で,新CPU登場後すぐにマイナーチェンジが行われました。まあ,半年で16インチ発売という「クソ改訂」でしたけどね…。

 

予想に半年のズレがあるって…

 それにしてもおもしろすぎます。

 iMacの登場時期に,半年のズレがあるわけですから。

 これまでの流れを考えれば,「Comet Lake-S」の登場に併せて…という考え方が最もしっくりきますし,リークの主流もその通りでした。

 先日の「2020年後半説」は,いってみれば降って湧いたという印象が拭えません。

f:id:es60:20200405145323j:plain

 さて,一体どうなるのか?
 個人的にはすんなり「5月末登場」となりそうな気もするのですが…。
 今年中にフルモデルチェンジていうのも,「早すぎるかな?」とも思いますので。

えっ?「MacBook Pro13インチ」はインチアップなしで来月にもリニューアル?〜プロッサー氏は「14インチ」を否定!〜

プロッサーさん,マジかよ… 「13インチ」のままなの?

 新型iPhoneの4月3日発売説がスルーしたことに関して,最近話題のリーカーである「プロッサー氏」の発言内容が非常に気になる…ということを述べました。  

 あまりに正確に新デバイスのことを言い当てるので,最近では実際の新製品以上に,プロッサー氏の動向に目が向いてしまっている部分もあります。
 3月発売のiPad Pro,MacMini,MacBook Airと,その発売に関して言い当てており,唯一はずしたのが「iMac」。こちらは3月を通り越して「今年後半」という情報も出てきています。

 iPad Proに関しては,コロナウイルスの影響もあって「3月発売はないのでは…?」という意見が多くなっていた情勢でしたし,MacMiniに関してはアップデートの噂が全くない状態での「正解」だったこともあり,非常に驚いたのを鮮明に覚えています。

 さて,そんなプロッサー氏…。
 再び爆弾を投下しました。
 何と,新型「MacBook Pro13インチ」は,「13インチのまま」で来月にも登場する?

f:id:es60:20200405091157j:plain

 

「14インチ」の方が整合性はとれるのだが…

こちらがプロッサー氏のつぶやき。

 「全てがうまくいけば…」という条件を付けているものの,
「MacBook Pro13インチが来月にも登場する」
としています。

 ここで非常に気になるのは,付記で「現行13インチのリフレッシュ」としているものの,本文で「13インチが登場する」としている部分です。

 「13インチのリフレッシュ」という記述だけだったら,
「13インチを14インチに置き換える」
という考え方もできるのですが,今回は「13インチが登場」と明記していますので,プロッサー氏の情報が正しいのであれば,少なくても現行13インチのディスプレイサイズは生き残る…ということになりそうです。

 しかし…。
 私は「14インチ化」が望ましいと考えます。 

 まずもって,昨年,15インチが16インチへとディスプレイサイズが拡大し,デザイン的にもよりベゼルレスなものに変更になりました。
 同じ「Pro同士」なのですから,当然デザインは統一されるべきです!
 画面のインチアップだけだったらそんなに難しい技術は必要ないわけで,「何故行わないのか」意味が分かりません。

f:id:es60:20200405094831j:plain

 更に,新型MacBook Airはこれまで通り「13.3インチ」のディスプレイを踏襲したことを踏まえ,現時点でPro13インチを14インチへとインチアップすることが,
「MacBook系のラインナップを画面サイズによっても差別化できる」
というメリットに繋がったのではないかと考えます。

 「Ice Lake」「Comet Lake-U」「Comet Lake-H」という,第10世代CPUへの切り替えとともに,一気にMacBook系の「並び」を整理できる絶好のチャンスだと思うんですよね〜,今が。

 

当たったら…あなたは神です,プロッサーさん!

 最近では,
「13インチは14インチに置き換わる」
ということが既定の事実のように取り沙汰されていました。

 また,
「14インチモデルが,WWDCで発表される」
という情報も出たばかりです。

 登場時期が1ヶ月早まり,しかも「13インチ据え置き」…。

 これが当たったとしたら,もはや「神レベル」でしょう!

 当たるか当たらないかは別にして…。
 プロッサーさん,あなたから目が離せません!

Intel新CPU「Comet Lake-H」登場に見る2020年のMac展開〜MacBook Pro14インチ,iMac〜

ついに「Comet Lake-H」が登場!

 Intelは4月2日に,ハイエンドモバイルPC向けの「第10世代Coreプロセッサ」(開発コード名:Comet Lake)を発表しました。

f:id:es60:20200404103512j:plain

 「第10世代」というと,先日発売されたMacBook Airに搭載された「Ice Lake」が想起されます。こちらは省電力モデルということで,今回のハイエンドモデルとは異なるタイプなのですが,「Ice Lake」が相当にパワーアップしていましたので,今回の「Comet Lake-H」も相当期待できますね。

 これで「モバイル向けComet Lake」はオールスターキャストが揃ったことになります。
 後は「デスクトップ用」を待つのみ…ということで,今回は今後のMac展開について考えていきたいと思います。

 

「H」はMacBook Pro16インチ用?

 モバイル用「Comet Lake」のラインナップを考えたときに,今回の「Hシリーズ」はMacBookPro16インチへの搭載が想定されているようです。

f:id:es60:20200404095643j:plain

 MacBookPro15インチ(2019)以降,最上位機種では「8Core16スレッド」のCPUが選択できるようになっていますが,今回の「Comet Lake-H」がどの程度のパフォーマンスアップを遂げているのか,気になるところですね。

 なお,今後発表されることが予想されている「14インチ(13インチの後継モデル)」には「Comet Lake-U」タイプが搭載されることになるのでしょうか?
 モバイル用とされるチップの中でも,上手に棲み分けが行われることが予想されます。

 そして…。
 以前から登場を待ちわび,最近になって「2020年後半の登場」という噂が報じられた「iMac」に関しては,4月末にも登場が予想されている「Comet Lake-Sシリーズ」が搭載されるでしょう。
 こちらの最上位モデルは「10Core20スレッド」という構造になっているようですので,期待が高まっています。予想以上に登場がずれ込む可能性が浮上し,先日はそれと合わせて「フルモデルチェンジを期待したい!」という記事を書きました。

 また,冒頭で紹介した記事では,以下のように今後の展望を予想しています。

f:id:es60:20200404100654j:plain

 

今後のタイムテーブルは?

 さて,ここから肝心な今後のタイムテーブルを予想していきましょう。

 先日,新型「MacBook Pro14インチ」がWWDCに併せて登場するという情報が流れました。出ると噂されいてた3月に登場しなかった時点で,数ヶ月予定がずれ込んだとしても許容範囲でしょう。

 となると,気になるのは,「16インチモデルへのComet Lakeの搭載時期」です。
 すでに「Hシリーズ」が登場したことで,やる気になればいつでもリリースは可能になっているのですが,新型iPhoneの生産やコロナの影響を考えると,さすがに様々な新製品を同時期に生産することには限界があるのかもしれません。

 ということは,
「WWDC2020で14インチと16インチの同時投入」
もあり得るのではないか…と考えます。

 しかし,そうなると15・16インチモデルに関しては「1年間強で3回のモデルチェンジ」ということになり,テンションが下がる展開です。
 以前の記事にも書きましたが,「欲しいときが買い時」というAppleデバイスの考え方は崩して欲しくありません。

f:id:es60:20200404103952j:plain

 さらに,iMac。
 本当であればなるべく早く登場してもらいたいのですが,近いと言われるデザインの全面刷新を含めたフルモデルチェンジのことを考えると,
「短期間でモデルチェンジを繰り返すよりだったら,次モデルで一気にフルモデルチェンジへと歩を進めてもらいたい」
と考えます。

f:id:es60:20200403184812j:plain

 そのためだったら「2020年後半」までも待ちますし,「2021年春」というスケジュールでも「可」です。そうなると丸2年の間隔が空くことになりますが,MacBookPro15インチ→16インチまでの間隔が僅か「半年」だったことを考えると,2年間という期間も許せるというもの…。

 というわけで,以下のような予想はいかがでしょうか?

・2020年6月→WWDCの時期に「MacBookPro14インチ」「16インチ」
(16インチは後半にずれ込む可能性があるかも…)

・2020年後半(10月以降)→iMac,iMac Pro
(iPhone12等の事情によっては2021年にずれ込むことがある? あるいは,iMac Proを「ゲーミングMac」と位置付けるために,通常のiMacと販売時期をずらすこともあり得る?)

 さて,実際はどうなりますことやら…。

 …と書いた時点で,例のプロッサー氏が「来月にも13インチProが登場」という爆弾を投下しています。
 これについては明日のブログで…。

 

iMacのリニューアルは2020年後半? これは「フルモデルチェンジ」の予感!

新型iMac,春に出るんじゃないの?

 春に出るのでは…といわれていた「新型iMac」は見事にスルー。

 本ブログではその理由として,搭載予定のIntelCPU「Comet Lake」の生産が間に合わなかったことを上げてきました。 

 そして,この「Comet Lake」が4月中にも発売されそうなことから,
「新型iMacは4月にも発売されるのでは…」
と予想してきたわけです。

 しかしここに来て,「新型iMacは今年後半に登場」という,予想だにしない情報がBloombergから寄せられました。

 本当?

f:id:es60:20200403184812j:plain

 

「CPU」載せ替えでないとするなら…

 記事によると,

新型コロナウイルスが米国で猛威をふるっており,多くのApple従業員たちは自宅からのリモートワークを強いられていますが,それでもHomePod,Apple TV,iMacなどの製品の今年後半のアップデートに向けて開発が進められている

とのこと。

 HomePodやAppleTVはさておいて…。
 いや〜,結構以外です。

 これまでの様々な情報が,3月にもiMacリニューアルがあり得るということを報じていましたし…。
 当然今回は,CPUを「Comet Lake」に載せ替えて性能アップを図り,来年度にもあるかもしれないと予想されているデザイン変更を含めた「フルモデルチェンジ」に向かうのでは…と考えておりました。

 これで,読みづらくはなりましたが,結構妄想が膨らみますね。
 単純に「Comet Lake」の生産が今年後半まで延びる…というくだらない事情でないのだとすれば,今回の情報はかえって希望が膨らむものになるかもしれません。

 というのは,
「もしモデルチェンジを今年後半まで思い切り伸ばしたのであれば,単なるCPUの載せ替えというマイナーチェンジではなく,デザイン変更を含めたフルモデルチェンジが,この時期に来てもおかしくはない」
と考えるからです。

 奇しくも,同時期に「ゲーミングMac」と呼ばれる高性能マシンが登場するという情報もありましたね。
 だとすれば,以下のように考えることもできるのでは…。

・2020年後半に「iMac」「iMac Pro」が同時にフルモデルチェンジ
・「新型iMac Pro」は,グラフィックに特化したゲーミングモデルになる
・「新型iMac」に関しては,従来のコンセプトをキープする
・デザインを一新し,薄型ベゼル,画面サイズ拡大

 以前にもお届けした「ベゼルレスデザイン」のようなものが,この時期に登場してもおかしくはありませんね。まだ半年以上の期間が空いていますので…。 

f:id:es60:20200403184352j:plain

 え〜っと…。
 やめていただきたいのが,結構期間を引っ張ったのに,性能的に対して変わらないという「iPadPro」流モデルチェンジ。

 MacBook Proも,画面やキーボードを一新して変わりました。
 次はiMac…となってもおかしくはありませんよね。

f:id:es60:20200403184828j:plain

 っていうか,さすがに同一デザイン長過ぎです。
 そろそろ潮時ですよ,Appleさん! 

「MacBook Air」と「MacBook Pro」のパフォーマンス比較で分かった意外な結果!〜CPU単独のパワーとパッケージングと…〜

「Ice Lake」搭載のMacBook Airは,「Pro」を超えたか?

 コスパ最高のマシンとして,新型MacBook Airの評価がうなぎ登りです。 
 その高評価の最大要因は,Intelの新型プロセッサ「Ice Lake」に他なりません。

 シングル,マルチともに大幅に性能が向上し,価格も抑え気味となった新型Air。
 当然そうなると,
「だったら,MacBook Pro13インチは必要ないんじゃないの?」
という声が上がってきそうです。

 「14.1インチ」へのモデルチェンジが秒読みとされている「13インチPro」ですが,一瞬とはいえ,「下克上」があるのか?

 そんな疑問を解決する興味深い記事を見つけました。

f:id:es60:20200330161229j:plain

 

「Pro」にはProの理由がある!

 まずもって,Geekbenchスコアから。

f:id:es60:20200330161613j:plain

 単純にいえば,「シングル」に関してはAirが勝っているものの,「マルチ」に関しては未だ高い壁がある…ということが分かります。

 「性能アップ」という部分だけが声高にクローズアップされていますが,相対的に見れば,やはり「ProはPro」だということ。
 Ice Lakeのコア数が4つに増えていたとしても,CPUのランクだったり,クロック周波数の関係等で,Proには及ばなかったと言えます。

 また,グラフィック性能を示す「Metal値」が,Airの方が断然高かったにも関わらず,ゲーミング性能を示す「CINEBENCH R20」ではProの方が高かったという結果も出たそうです。

f:id:es60:20200330164229j:plain

f:id:es60:20200330164225j:plain

 上記の記事では,

MacBook AirとMacBook Proはどちらもファンが1つ搭載されているが,MacBook Airのファンはヒートシンクと繋がっていないため,排熱能力が低い。本体の発熱を抑えるためにCPUやGPUの性能が制限され,高いパフォーマンスを維持できない

として,単純なCPUパフォーマンスだけではない,トータルとしてのパッケージの在り方が性能差として現れていると捉えています。

 PCの性能は,様々な要因が折り重なって作り出される…ということは,頭の中では分かってるものの,どうしても我々は「ベンチマーク」等の数値を全面に出されるとそこにばかり注目してしまいます。
 今回の記事は,そんな我々への警鐘にもなるのでは…と,興味深く読ませていただきました。

f:id:es60:20200330170247j:plain

 

「安い」には訳がある…

 更にもう一点。

 新型MacBook Airは価格が下がり,Macへの敷居を下げるという意味でも非常に意義のあるモデルだと考えています。

 しかし…。

 先日YouTubeの「Appleが大好きなんだよ」さんの動画内で,2018年と2020年のMacBook Airの性能比較をしている様子を観ていると,「新型のSSDの読み書きスピードが大きく下がっている」という場面を見かけました。

f:id:es60:20200330165955j:plain

 以前の記憶を辿ると,2018年に新型Airが出た際も,「以前のモデルよりもSSD性能が劣っていた」はず…。
 ということは,今回の新型MacBook Air,随分とSSDのスピードが下がってしまっているということなのではないでしょうか?
 上記の「パフォーマンスが上がらない…」ということに多少なりとも関係があるのかもしれません。

 以前であれば,
「MacのSSD性能はずば抜けている」
という印象を強くもっていました。

 しかし,やはり「安くなる」のにはそれだけの理由があるということなのでしょう。
 Macには最大限の性能を求めるのか…。
 それとも,性能を落としてでも安価なモデルを設定するべきなのか…。

 企業イメージや,企業戦略とも相まって,非常に難しい問題ではありますね。 

 

スポンサーリンク