オールスクリーンスマホ! Vivo NEX登場
スマホが「ベゼルレス」時代に突入して間もないわけですが,いよいよ本当の意味でのベゼルレス全面ディスプレイ,「フルスクリーン」のスマホ,Vivo NEXが登場しました。
カメラが飛び出る? それはどうでしょう…
iPhoneXのように「ノッチ」があるタイプではなく,名実ともにベゼルレス,フルスクリーン。
登場が確実視されている「iPhoneXPlus」との比較画像がこちら。
見事に「フル」ですな〜。
ここで気になるのは,
「では,フロントカメラはどこに行ったの?」
ということ。
なんと,普段は隠れていて,使用する際にポップアップ!するようです。
う〜ん,どうでしょう,これ?
皆さんは許容範囲ですが?
まあ確かに,画面内に埋め込まないのであればこのようにするのも手なのでしょうが,スタイリッシュとは言いかねますね。
なぜかiPhoneX系のノッチがかわいく見えます。
個人的には,ノッチはそんなに気にならないのですが,この「飛び出しカメラ」は生理的に無理かも…。
iPhoneはどうする気?
ここでふと気になりました。
将来的にiPhoneはこの問題をどのように解決するのだろうかと…。
例えばFACEIDの代わりにTouchID内蔵ディスプレーを採用できる目処が立ったとして,では,フロントカメラは?
また,Galaxyのように,指紋認証とFACEID・虹彩認証等の二重認証の方向に進んでいくのかもしれませんが,どちらにしてもフロントカメラをどこに置くか,という問題はついて回るわけです。
カメラを極小化して目立たなくする,カメラもディスプレーの中に入れ込んで表面からは見えないようにする…など,素人考えではいくらでもアイデアが出てきますが,実際はどのようになるのでしょうか?
いずれにせよ,今後はVivoのような中華スマホが革新的な技術を率先して打ち出してAppleに挑んでくることは容易に想像できます。
それに対し,Appleがどのように迎え撃つのか?
10年前,iPhoneがこのような一時代を築くようなガジェットになることは誰もが予想しませんでした。
とすれば,10年後にiPhoneが現在同様の主権を握る存在である続けるかどうかという保障はどこにもありません。
Appleには,先を見通した上での基本的製品戦略と技術戦略が要求されています。是非ともAppleには今後も業界のリーダーであり続けて欲しい。強くそう願います。