やっぱり指紋センサーに帰還する?
昨年のiPhoneXが発表になる半年ほど前に,時期認証システムに関して,
「指紋センサー内蔵ディスプレイを搭載」
という説が非常に大きくなった時期がありました。
まあ結局は,皆さんご存知の通り「Face ID」が採用されたわけですが,マスク問題しかり,視線を合わせないと解除しない点しかり,どうも「全面的な信頼」を得ているわけではないのが実情です。
実際,現在日本で最も売れているのはiPhone8なわけで,これは単に価格が安い…ということだけではなく,Face IDの使い勝手に不安を感じている層の受け皿になっているとも考えられます。
さて,そんな中,「Appleの指紋センサー回帰」を予感させる記事が来ています。
Android勢の後追いとなるか?
Android勢ではすでに採用させているこのシステム。
先日お伝えした「HUAWEI Mate 20 Pro」にも搭載させており,「カメラだけじゃない」先進性を感じます。
また,私がちょっと残念に感じているのは,
「そもそもAppleの本命も本当はこのTouchID内蔵ディスプレーであり,技術的にクリアできなかったため,iPhoneXでFace IDを採用したのではないか?」
と感じられる部分があるからです。
もちろんApple側は,
「当初からFace IDありき」
と語ってはいますが,前述のようにiPhoneX発表のしばらく前から本命視されていたのは「TouchID内蔵ディスプレー」でした。
iPhoneX発表後も,
「いずれはTouchID内蔵ディスプレー」
という噂が絶えず,Face IDの不評もあって,個人的には,
「近いうちにTouchID内蔵ディスプレー搭載機が答唱するだろう」
と予想していました。
私,この噂は本当だと思います。
ノッチ問題も一気にクリアできますし,マスクでも何でも来いっとなりますので。
本ブログでは,以前にの指紋認証システムの特許について書かせていただきました。
この中では,Samsungのような「超音波式」ではなく,
「ディスプレイの中に埋め込まれた複数のカメラによって,指紋を3D認識する」
というものでした。
Androidに先取りされたものの,新たな技術で精度を高めてくるのか?
かなり楽しみです。
無印iPadが優先?
また,先の記事で非常に気になるのが,指紋認証システムの登載順。
なんでも,
「無印iPad→iPhone→iPadPro」
となりそうなのです。
「ベゼルをより薄くしたいが,Face IDではコストがかかる」
という事情でまずはiPad,iPadMiniに。Miniに関する情報も,10月発表会前に出ていましたので,あながち誤情報でもないかも…。
システムが受け入れられた段階でiPhone→iPadProへ…,というように,段階を踏んで移行していく計画のようです。
それにしても,2019iPhoneに関しては,「ノッチを小さく」した現状と同じ考えのデザインがすでにリークされています。
すると,全くの新型となる2021年まで待つことになる?
それとも,それ以前に大規模な改訂を行う?
さて,するとFace IDは?
Androidのように「併設」で行くのか?
それとも一気に移行か?
もう,疑問だらけです!