iPhoneから1年遅れての「5G化」か?
AppleとQualcommとの和解が図られたことで,一気に具体的な話題となってきた「iPhoneの5G化」。
中華系が今年度内の対応の目処を立てたのに対し,iPhoneへの今年度の対応はどうやら難しい状況です。
まあ,まだまだ5G化の体制が整っていない状況ですので,Appleに対する影響は思ったより小さいのかもしれませんが,「イメージ」という点では痛いですよね。
これまでの,
「最先端を行くのはApple…」
という状況が崩れていく中での,今回の5G化の遅れ。完全に「神話」は終わったと見てよさそうです。
そんな中,iPadProむの5G化は,iPhoneに遅れること1年,2021年なるという記事が来ています。
iPadProの進化のポイントが気になる
こんな記事を書いておきながら何ですが…。
私,iPadの5G化には全く興味がありません(笑)。
というのも,これまで多くのiPadを購入してきましたが,そのすべてがWi-Fiモデル。どうしてもモバイル通信が必要な際にはiPhoneのテザリングを利用します。iPhoneに加え,iPadの通信量を支払うという思考がないわけです。まあ,「支払えない」という言い方もできますが…。
ですから,「5G化」というよりも,今後Appleが,iPadProのどの部分を,どのように進化させようとしているのかという,戦略が気になるわけでして…。
個人的に「Pro」で実現して欲しいのは,「有機ディスプレイ化」です。
コストの高い有機ELディスプレイは,Airや無印に搭載することは困難でしょうから,是非Proでお願いしたいのです。
動画視聴が多くなるiPadでこそ,有機ELディスプレイの発色のよさ,目への刺激の少なさが生きてくるはず。…本当はMacにこそいえることですが。
現行Proのような,
「性能だけが飛び抜けている」
というモデルでは,私にとって分不相応なわけですが,これにディスプレイの付加価値が付け加えられるのであれば,多少高くても必ず購入します。
しかし,先日のリークによると,有機ELディスプレイではなく,「ミニLED」へと向かうようで…。
何とかなりませんかね,有機ELディスプレイ…。
この他,iOS13でのiPad独自の機能が増える…という情報が多く飛び交うようになってきましたが,その多くが「すべてのiPad共通」になるのは明らかです。
Pro用の機能に関して,どのようなものを,どの程度の割合でもたせるのか…。
単に「高性能モデル」という位置づけであれば,Proの販売にも限界があるわけで,是非とも,
「誰でもProが欲しくなる」
アプローチをしてもらえないでしょうか,Appleさん!
微妙なタイムスケジュール
ところで…。
微妙に気になるのは,開発スケジュールです。
「5G化」が2021年ということは,「5G化iPad」が登場するまでにの間に,1つモデルチェンジを挟むということになるでしょう。
1年半ごとに刻んでいけば,
・2019年春〜夏?・・・次期iPadPro発売?
・2020年秋〜2021年春?・・・5G化iPadPro発売?
ということになるのでしょうが,記事のように2021年まで引っ張るとなると,1モデルを1年半以上引っ張る計算になりますね。
2018年のように,iPhone発売の1ヶ月後くらいに発売できれば丁度いいのですが…。
とすると「2020年晩秋」?。
それとも,iPadのモデルチェンジサイクルも,iPhoneの「実質3カ年サイクル」のように伸ばしていくことになるのでしょうか?
「次々モデル」となれば…。
有機ELディスプレイ…,間に合いませんかね?・・・と粘ってみる…。