驚愕のベンチマーク…しかし使用感としては冷静
初の15インチデビューとして購入した「MacBookPro15インチ(2019)」。
昨日はそのベンチマークデータをご紹介しました。もう一度掲載しますが,何度見てもこの数値自体には相当驚かされます。
iMacを購入したことでなおさら感じていたMacBook Pro(Late2016)のとろとろ感が一瞬でぶっ飛んだという印象ですね。
しかし…。
意外なほど使用感は冷静に捉えているのです。もちろんデータには驚愕しているのですが,だからといって「心がときめいて仕方ない…」という風ではないといいますか…。
何でしょう,iMacで結構なマシンパワーを体験していたからでしょうか?
しかし,不満があったり,期待はずれだと感じたりしているわけではありません。
この点についてはむしろ逆で,
「これからどんな作業をしても,全く問題が無いな…」
という異様な安心感があります。
以前,iPhoneXSを購入した後に,
「後からどんどんとよさを感じることにできるスルメ機種」
と書いたことがありましたが,今回のMacBookPro15インチ(2019)は正にそれかな…と,使用する前から感じています。
iPhoneXSのとき以上に,性能の高さを実感しての「安心感」があることで,その「スルメ感」を担保してくれているようです。
13ンチから15インチに移行した理由
MacBook Pro(Late2016)の買い換え時期として,今年のMacBook改訂に狙いを定めていたわけですが,当初は13インチが本命でした。
そんな私か15インチを思い切って購入した理由は以下の通りです。
まず第一に,「i9」「8Core」という,爆発的な性能アップを果たしたCPUです。本年度の13インチはCPUのクロックアップのみという残念な改訂でしたので,なおさらでした。
②大画面
これまでの13インチでも,それほどの支障は無かったわけですが,15インチの画面による生産性のアップに期待しました。
特に「ブログ書き」の際には,はてなブログのエディタ画面の表示が異様に狭かったんですよね。15インチではかなり拡大して満足です。
③梅雨時・夏季の利用を考えて
どういうことかといいますと…。
我が家には,iMacを置いてある書斎にエアコンがなく,梅雨時や夏季等の湿気が多いときに,Magicmouse2やTrackpadなどのiMac周辺機器がうまく認識しなくなる自体が多発していました。湿気で指がうまく滑ってくれないのです。
これが15インチモデルであれば,エアコンの効いた階下のリビングに移動し,本格的な作業を行う際のストレスを感じなくても済みます。パワー的にも,画面サイズ的にも。
というわけで,夏季限定のメインマシンとしても活用できそうです。
iMacとMacBookProとの使い分けられることの幸せ…。
至福の時がこれから訪れそうです。
動作は…やはりただ者ではない!
昨日の記事では,
「動作面では,むしろiMac(2019)の方が速いかな?」
と書きましたが,やはりそんなことはないかな?
まだハードな作業をこなす前の,Web閲覧,ブログ書き程度の感覚ですが,どっこいどっこいなのかな?
だとすると,iMacの健闘が光る結果かなと考えます。
CPUベンチマーク的には結構な差がありますが,「SSD1TB」「RADEON570X」等のトータル性能で,MacBookPro15インチ(2019)にも対抗できる基礎体力を有しているのかもしれません。
対するMacBookPro15インチ(2019)は,CPUはダントツの性能ですが,「SSD512GB」「RADEON560X」というストレージやグラフィックの部分が影響している部分があるかもしれません。特にグラフィックスに関しては,負荷がかからない状況だとオンボードの「UHD Graphics 630」が動作してることもマイナス要因かと…。
しかしまあ,そんなマイナス要因もありながら,デスクトップのiMacと同等の動作をするMacBookPro15インチ(2019)のCPU性能は,やはり「モンスター」といえるのではないでしょうか?
恐らく,「動画の書き出し」等の重めの作業単体で比較すると,MacBookPro15インチ(2019)の方が速くなると考えられます。
次回はディスクスピードと,新しいキーボードの結果などについて…。