WWDCで来るか? ARMMac
今年度のWWDCは,いつもより遅い6月22日から開催されます。
今年も盛りだくさんの内容になりそうなのですが,その中で異彩を放っているものとしてあげられるのは「ARM搭載Mac」てす。
これまでに幾度となく噂されながら,なかなか具体的な姿が見えてみなかった「ARMMac」ですが,ここに来てそのチップ情報,価格情報報じられるようになってきたことは,以前にもお伝えしています。
これまでの情報を総合すると,
・次期iPad Proに搭載されるであろう「A14X」の強化版が搭載される
・価格設定は「600ドル〜」と非常に戦略的
・以前の「MacBook」のような下位機種として設定される(このためにAppleは無印MacBookをディスコンにした?)
となっています。
そして,早ければ今年中にも発売にまでこぎ着けることができそう…ということですので,すでに「ほぼ目処が立っている」というところまで来ているのではないでしょうか?
そんな中,上記の内容にもあるとおり,搭載されるAチップに関する追加情報が来ています。
やはり,ARMMacには「A14Z」が搭載される?
やはりネーミングは「Z」でくるのか?
記事によると,
正答率の高い独自のリーク情報を伝えてきた有没有搞措(@L0vetodream)氏がTwitterに,「最高性能のモバイル向けCPUは,A14Xではない」と投稿し、注目されている
とのことです。
つぶやきの中にはメーカー名はないようですが,モバイル向けCPUの現状を考えると,その性能においてはAチップの独壇場であり,近い将来においてもSnapdragon等の他メーカーチップがAチップの性能を凌駕することは考えづらいものがあります。
それを踏まえて考えると,「A14X以上の性能」とするのであれば,A14Xベースの性能強化版が存在するとしか考えられません。
そして,このことは以前にも話題にした「ARMMac」に関する情報とも合致しています。
iPhone12→A14,iPad Pro→A14X,ARMMac→A14Z(?)という,パワー別Aチップの並びが見えてきますね(個人的には,iPad Pro(2019)でミソをつけた「Z」にはあまりいい印象はありませんが…)。
WWDCで,AppleがMac搭載Aチップや,ARMMacの性能についてどの程度の情報を提示するかは分かりませんが,当然実力を測る上でのある程度の情報は出してくるでしょうし,その「発売時期」も明言するのではないでしょうか?
ソフトウェア中心のイベントであるWWDCですが,今回のARMMacは,昨年の「Mac Pro」以上のインパクトを与えることになるかもしれません。