最後まで残念なAppleの対応…
「Pro Display XDR」の配送にあたり,トラブルになっていることをお伝えしました。
今回は事後の流れをご報告。
天下のAppleの対応としては,なんとも情けないことになり,個人的な信頼度は大きく低下しました。
本当に残念です。
最後までユーザーの声を聞かないApple
ことの発端に関しては前記事を読んでいただくとして…。
6/14深夜の段階では,これまで表示されていた「Appleに連絡してください」という表示を含め,「Pro Display XDR」「Pro Stand」だけでなく,遅れて届くはずになっていた「Mac Pro」のステータスも全く表示できなくなっていました。
これが,6/15早朝には回復し,以前のような画面が復帰。
もう実質的には「15日」に届けるのは無理なんですけどね。
ここで気付いたのが,以前は表示されていた「Appleまで連絡ください」という画面が表示されなくなっていること。
個人的な考えですが,Appleはこの画面を消去するために,私のIDからはアクセスできないように制限をかけたのではないかと思います。
サポートとの電話で,
「連絡してこいと表示しておきながら,Appleが事態を把握していないのは問題だし,問題が発生した際に購入者に電話をかけろというのは筋が違うのでは?」
と私が主張したことに際し,ぐうの音も出ない状況でしたので,「これではマズイ」と感じたのではないでしょうか?
あくまでも想像ですが,それ以外にこの状況を説明する理由が見つかりません。
そして15日。
Apple側は,
「まずはDHLからお客様に連絡をさせます。それから出ないと先へ進めません。」
と言い張っていたのですが,なんと,Appleから電話がかかってきました。
しかも,仕事の都合で,「電話をかけてくるのだったらこの時間帯」と指定した時間帯を完全無視。しかも,Appleからの次の電話もなく,こちらの身体が空いた時間帯にしょうがなくこちらからかける羽目になってしまいました。
これ,万が一「再発注」となるのであれば,「午後三時までにキャンセルと新規製品の再発注をかけてもらいたい」というAppleの要望から,6/14の電話で互いに話し合って決定した時間帯でしたので,この時点で「午後三時までの再発注」は難しくなっておりました。
しかも,当然サポート側では,誰がどのような要件でかけた電話かを把握していないため,またゼロから事情を説明する羽目に…。
全てにおいて約束を守れないAppleにも,あきれ果てました。
結局は「外箱のたわみ」が原因
詳しい事情を聞くと,成田に到着した時点で,外箱に若干の「たわみ」が生じていたという説明でした。内部の製品に影響が出るほどではなかったので,DHL側で補強をし,現在は配送手続きを進めている…とのこと。
なんですか,それ?
そのことが何故私に伝わらないうちに勝手に手続きを進めているのでしょうか?
しかも,「配送に異常あり」とAppleHP上でこちらに報せながら,Apple側が確かめるまでAppleは事情の掌握ができていませんでした。
DHLが勝手にことを進めたことにも何だか腹が立ちますし,Appleが情報を掴み切れておらず,結果としてユーザーを困惑させた…ということにも腹が立ちます。
しかも,事後の対応も,前述したとおりの「ユーザー目線欠如」の対応だったり,約束違反の横行…。
届いた実物が,どのような状況になっているのかは分かりませんが,これまで私が抱いていた「Appleのサポート体制」への信頼は地に落ちました。
今後Apple製品を購入するときには,他の企業同様,疑念を持ちながら工程を進めることになりそうです。
製品には詰みがないわけで,これから届くPro Display XDR,Mac Proは大切に使用していきます。
しかし…わだかまりは残るなあ…。