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BOSE「QuietComfort Earbuds」レビュー④〜 ノイキャンイヤホンの未来編 〜

BOSE「QuietComfort Earbuds」の評価は…?

 BOSE「QuietComfort Earbuds」のレビューをしております。 

 ここまで,「開封,ペアリング,フィッティング編」「ノイズキャンセリング編」「音質評価編」をお届けしてきました。

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 今回は,最終編として,BOSE「QuietComfort Earbuds」の今後の扱い方について考えてきたいと思います。

 

「常用できる,ある程度の音質…」には至らない

 結論からいえば,
「音質を求める使い方はできない…」
ということになります。

 これは,「レビュー③」の音質評価編でも述べたこと。
 そして,私が「QuietComfort Earbuds」を購入した動機が,
「ノイキャンがしっかりと効き,AirPods Pro以上の音質で普段使いできるもの」
ということでした。

 「ノイキャン」に関しては想像以上の最強機だったわけですが,それでもAirPods Proも相当のノイキャン力。となると,私にとっては「音質」が問題となるわけです。

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 音のメリハリや解像感に関しては若干「QuietComfort Earbuds」の方が上だとは思いますが,そこは「どんぐりの…」という域から脱していません。
 また,これも「③」で書きましたが,「QuietComfort Earbuds」では,低音量時の低域のブースト感が,全体の音作りを壊しているような感じもあり,私の好みではありませんでした。

 絶対的な音質差が無い…という中で考えると,音作りが無味乾燥なAirPods Proを手にすることが確実に多そうです。とはいえ,じっくりと聴きたいとき…ということではなく,あくまでも「聴き流す」使い方の時だけですけど。

 今後も「MOMENTUM Wireless3」に頼りっきり…という時間を過ごすことになりそうですね。

 

2021年に向けて…

 2020年は,様々なノイキャン完全ワイヤレスイヤホンを試した年でした。

 そして感じたのは,
「イヤホンにとって,やはりノイキャンは鬼門だ」
ということです。

 非常に期待していた「MOMENTUM True Wireless2」は,音質だけで言えば初代の方が優れているという驚きの結果でしたし,何よりノイキャンの効きが弱い。

 Technicsの「EAH-AZ70W」も,私の耳では十分なノイキャンを感じることができませんでした。音もやや人工的すぎ…という印象。

 しかし,今振り返ると,もしこの2機種で,ノイキャンがAirPods Pro並であったなら,きっと手元に残して主力として使っているだろう…とも感じます。

 2021年に期待することは明らかです。
「十分なノイキャンの効きと優れた音質との両立」
です。

 特にゼンハイザーにおいては,「初代」から「2」への移行が早すぎたように感じます。その結果,「2」は微妙な結果となってしまいました。
 「3」は,じっくりと時間をかけ,「2021年秋」くらいの発表ではいかがでしょう?

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 Technicsに関しては,「一作目」で今回の出来であれば,今後に大いに期待できると考えます。より自然な音色にチューニングし,AirPods Pro並のノイキャンを備えれば,爆発的に売れることになるでしょう。

 その際,
「どんな耳の形状でもしっかりと効くノイキャン」
を意識していただきたい。

 私の耳の場合,これまで述べてきた4機種で言うと,「2勝2敗」という結果ですので…。

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