MagSafeを1週間使用して…
MagSafeが到着し,iPhone11Proを使用している身として,試験的な使用を1週間続けてきました。
前回の記事に書いたファーストインプレッションとしては,
・これまでの利用したQi充電マットに比べると発熱は少ない(発熱がないというわけではない)
・AirPods Proの発熱量がやや大きいなど,デバイスによって発熱量に差がある
というところ。
後は発熱のムラがどの程度のものか,継続的な観察が必要…ということでした。
さて,1週間継続利用してみての感想やいかに…。
まあ,合格でしょう! これからも使っていきます
結論から言えば,「合格」というところ。満点ではありませんが…。
まずもって,最大の注目ポイントである「発熱」に関して。
iPhone11Proの充電に関しては,これまでのQi充電マットのような気になる過度な発熱はありませんでした。ディスプレイがほんのりと「ぬるい」ような微妙な感覚はありましたが,「目立って熱くなってるように感じる」というところまではいきません。
しかし,MagSafe本体の底面部は熱を帯びていますので,満充電後も若干の放熱を続けていることは確かなようです。
まあ,それがiPhone本体に影響しない程度であれば,よしてしてもいいかな…という感じ。
また,休日まで使用して感じたのは,iPhone11Pro側の充電システムとの関連です。
どういうことかというと,現状のiPhoneは,満充電の状態を持続させないように,日常の生活スタイルを自動で学習します。普段利用し始める時刻に間に合わせるように充電時間を自動調節してくれるわけです。
つまり,起床時にiPhone11ProをMagSafeから取り外す際に「ぬるい」と感じるのは,起床時間に合わせて充電をすることで,まだMagSafe本体が冷却し切れていなかった…とも考えられるのです。
その証拠に,深夜にトイレに起きたときにiPhone11Proに触ってみたときには,ひんやりとした状態でしたし,休日にいつもよりも2時間ほど遅くiPhone11Proを取り上げたときにも,しっかりと冷えた状態でした。
つまり,満充電からしばらくすると,しっかりと冷却される可能性もあるのでは…ということです。
まだ自信をもって言える状態ではありませんが,この感覚,サードパーティー製のQi充電マットではなかったものです。
このことだけを見ても,私は「合格」と判断します。
不明な点も多いので,これからも経過観察しながら…。
課題も踏まえながら…
「不明な点」とすれば,AirPods系のような「小さめのデバイス」における加熱は,若干目立つ…ということ。
小さいデバイスであればあるほど,熱を帯びやすい…という単純な問題なのでしょうか?
また,私の利用環境下では,「AirPods(第2世代)」よりも「AirPods Pro」の加熱が大きいという前回の傾向はやはり変わりませんでした。
まあそれでも,サードパーティー製のように心配なほどの熱を帯びるということではなく,こちらも時間が経過すると熱が引いていく傾向が見られたということで,継続利用していく方針です。
MagSafeの熱問題に関しては,本体の小ささが影響しているのかな…とも考えます。
他のサードパーティー製は,マット自体の大きさが結構あるタイプが殆ど。気軽に起きやすいというメリットがある反面,当然コイルも大きくなるわけで,iPhone本体を温めてしまうリスクも大きくなるのでは?
転じてMagSafeは,本体が非常にコンパクトであり,本体が多少加熱しても,その熱がiPhone11Proに伝わるリスクが小さいと言えます。
これに加え,MagSafe本体の熱の帯び方や熱の引き方を考慮すると,加熱を持続しないような何らかの制御が働いている可能性もあります。
サードパーティー製のQi充電マットは,一旦加熱すると,載せているデバイスを取り除かない限り熱を帯び続けたりするものや,コンセントに繋がっているだけで本体が過熱しているものもありました。
MagSafeに関しては,この点の心配が無いことを考えると少なくても他のQi充電マットよりは信頼できると考えます。
充電時間が遅い…,本体が小さいからこそiPhoneの中央部分に置く際に気を遣う…等,もちろん課題もあります。
それらを踏まえながら,今後も使用を続けていきたいと思います。