新型MagSafe登場の噂…
9月14日のAppleのイベントが近づく中、Apple Watch Series7の量産トラブルが解消された…というほっとするような情報も入ってきていますね。
大方の予想は付いているわけですが、あっと驚くような「何か」を期待してしまうのが人情というものです。
そんな中…。
「新型MagSafe登場か?」
という情報が流れました。
本当だとすれば、何がどのように改善されるのかに注目です。
個人的な関心事は「発熱」のみ…
記事によると、
米国連邦通信委員会(FCC:Federal Communication Commission)で、新しいMagSafe充電器が承認されたことが明らかになった。iPhone13シリーズとともに発表されることが期待される
ということです。
iPhone13シリーズでは、これまでよりも背面の充電用コイルの磁力をより強力なものにする…とされています。
コイルを寄り大きなものに変え、充電ワット数を増加される…という噂もありましたが、「15W充電」(Miniは12W)は変わらず…と、この記事ではまとめています。
これまで私は、「iPhone11 Pro + MagSafeデュアル充電パッド」をメインで使用し、単体のMagSafeはイヤホン等の小物用の充電器として使用してきました。
もちろん、iPhone11 Proは、背面のMagSafe用マグネットがないため、「正式対応」とはならないわけですが、それでも他のサード製Qi充電マットよりは、充電時の発熱が小さいと判断して、継続使用してきたという経緯があります。
そして、今年は晴れて「iPhone13 Pro」を購入予定ですので、いよいよ「正式対応」となるわけです。
しかし、夏場にブログに書きましたが、
「真夏のMagSafeの発熱がひどすぎて、Lightning端子の充電に切り替えた」
という状態となっております。
果たして、「iPhone13シリーズ + 新型MagSafe」で、発熱は抑えられるのか?
全てがここにかかっています。
将来的な有線の選択肢は残して欲しいが…
今回のiPhone13シリーズにおける「充電用コイルの磁力強化」が、単純に「ズレ防止」のためだとしたら、非常に残念なことになってしまいます。
そのズレ防止が、効率の良い充電に繋がることで、結果として「発熱を抑える」ことに繋がらなければ意味が無いと考えるわけです。
先日、iPhone13に関しては有線充電時に限り、「25W充電」が可能になるのではないか…という情報もありました。
ちょっとばかり、Appleの「充電」に関する考え方がぶれているのが気になります。
「急速充電」「Qi充電」という、快適性・機能性をもたせることももちろん重要でしょうが、それはあくまでもデバイスに負担をかけない程度で行われるべきことです。
最低限、
「発熱が抑えられる方法での充電を、ユーザーが選択できる」
という選択肢を用意することが重要なのではないでしょうか?
本ブログで再三述べているように、本来であれば、
「満充電になったら、MagSafeへの通電をカットする」
といった、通電や熱管理に関する電子制御を取り入れるべきです。
何故それができないのか本当に不思議なのですが、この部分が改善されない限り、夏場でのQi充電を信頼できるとは私は思えないのですが…。
MagSafeの発熱問題をクリアできないのであれば、将来的な有線充電の道は残すなど、安心できる充電の道を閉ざさないでいただきたい。
まあ、今回の新MagSafeが、発熱問題を解決していれば何の問題も無いわけですが…。
新型MagSafeの登場が本当にあるのか…から始まるこのMagSafe問題。
どのような展開になるか、非常に楽しみです!