iPhone13シリーズは25W急速充電対応?
スマホの充電方式は、あっという間にQi充電へと移行した感があります。
やはりiPhoneがMagSafe充電への移行を本格的に開始したことが大きいですね。
私は、MagSafeには正式に対応していないiPhone11 Proを利用していますが、Apple純正の「MagSafeデュアル充電パッド」とノーマル「MagSafe」の両方を発売時より使用しております。
秋には「正式対応」となるiPhone13へと機種変の予定ですので、その充電ぶりがどのように変化するのかが今から楽しみです。
数あるQi充電マットの中でも、充電器本体の小ささからか、満充電後のiPhone本体の加熱が目立たないのが、純正MagSafeのよさだと考えています。
しかし…。
真夏はなかなかに厳しいですね。MagSafe本体の熱はiPhone満充電後もなくなるわけではありませんので、気温が下がらないこの時期は、どうしてもiPhone本体が不必要に加熱されてしまうことになります。
有線充電では、満充電後の加熱に関してはかなり綿密に管理されていますので、夏場とはいえ充電時の熱に関しての心配は必要ありません。こんな時には「本来は有線でもいいんだよな…」というそもそも論を考えてしまったりします。
個人的に私がMagSafeへと移行したのは、
「近い将来、iPhoneからは充電用端子がなくなる」
という噂があるからです。いずれそのようになってしまうのであれば早いうちに…ということ。
iPhone13ではLightning端子が残るようですが、それ以降は「USB-Cを介さずに一気に端子がなくなるのでは…」という情報もあるくらいですので。
このように、時代はMagSafe一直線か…と思いきや、この度iPhoneの有線急速充電に関する記事が来ています。有線充電、生き残る?
バッテリー容量の増加を考慮して…
記事によると、
中国MyDriversが、iPhone13シリーズはLightningケーブルによる25ワット急速充電に対応すると伝えた
ということです。
現行のiPhone12シリーズでは「18W」の充電となっていますが、今回の情報が正しければ、一気に「7W」も向上することになります。
このタイミングでなぜ「充電効率」が話題になるかというと、
「iPhone12シリーズよりバッテリー容量が大きくなっても満充電までに要する時間は変わらない」
ということがミソ。
確かに、これまでのiPhone13シリーズの予測では、「バッテリー容量の増加」というのはもはや既定路線ともいえるほど、どのサイトでも見られる情報です。
バッテリー容量が増えたのはいいが、充電時間も延びて…ということにならないための、今回の対策なのでしょう。
iPhone13シリーズのバッテリー容量増加は、5G通信時のバッテリー消費、常時表示ディスプレイ等の対策によるものだと考えられます。
単純にバッテリー容量を増やすだけでなく、充電に関しても考慮する当たり、さすがAppleというところです。
MagSafe充電の効率化は?
今回、有線急速充電の充実をすることで、バッテリー容量の増加に備える…というAppleのケアの意味は分かりました。
しかし、前述したとおりに、「時代はMagSafe充電」です。
今回の対策が「有線時」だけであれば「片手落ち」だと考えるのは私だけでしょうか?
MagSafe充電時の効率化は無いのでしょうか?
まあ、Qi充電で時間の短縮を図るとなると、当然デバイス側の充電部分の改良も必要ですし、かつ充電器側の発熱をどのように抑えるのか…というQi充電器側の最大の弱点を抑え込むための工夫も必要になるでしょう。
短時間で充電できるものの盛大に発熱する…というQi充電器であれば、私は使いたくありません。
以前にも書いた記憶がありますが、
「デバイスが満充電になったら、充電器側の通電をストップする」
というような、根本的に充電器の発熱を抑える機能が必要なのではないでしょうか?
立ち消えになった「AirPower」には、Aチップが搭載されている…という噂があり、このあたりに対応しているのでは…と考えていたのですが。
発熱対策をしたApple純正の「AirPower」が出たら、お高くても購入する気持ち満々です。