「NOMAD Base Station Pro」のアップデートの結果は?
先日,AirPowerのように1枚のQi充電マットで複数デバイスを充電できる「NOMAD Base Station Pro」のレビューをお届けしました。
しかし,結論としては,使い勝手は非常にいいものの,私が最も気になる「発熱」が抑えられておらず,MagSafeの優位性を感じた…というものになってしまいました。
しかし,この「NOMAD Base Station Pro」の利点は,アップデーターが配布されることで,機能アップが期待できるということにあります。
すると,先日やっていきました。アップデートの報せ!
さて,発熱は抑えられるようになったのか?
だめ…発熱は変わらず!
今回配布になったのは,「aira FreePower Updater v 1.1.0」。
これまでのVersionは「1,0,4」でした。
Mac内にインストール済のアップデートアプリがダウンロードした後,「NOMAD Base Station Pro」を接続すれば,あっという間にアップデートが終了。
この手軽さは非常に好ましいですね。
さて,肝心の今回のアップデート内容はこちら。
期待をかけているのは,最下部の「充電効率の向上」に伴う,発熱の減少です。
恐る恐る一晩充電をして見ましたが…。
ダメです。
満充電後も盛大に発熱しており,起床時にはiPhone11Proが温まっておりました。
従来と変わらず,です!
やはりソフトウェアレベルではどうにもならなそう…
以前の記事にも書きましたが,やはりソフトウェアレベルではどうにもならない,充電システムそのものの仕様によるもののようですね。
だとすれば,やはりMagSafeの「満充電後の発熱リスクの少なさ」は,非常に魅力的です。
先日お伝えしたように,「MagSafeデュアル充電パッド」は,2台同時充電時の発熱も少なく,それでいて単体MagSafeよりも他充電性能がいいことが判明しています。
筐体もコンパクトですし,性能,利便性ともに,申し分がないのです。
「AirPowerのような同時充電」にこだわらなければ,「ベストチョイス」といえるのでは…と,日々その評価が上がっているのが実情です。
加えて,単体MagSafeも購入してるために,3台以上の同時充電も可能ですし…。
そうなると,もはや「NOMAD Base Station Pro」の出番はないかなあ…。
真剣に売却を考えている今日この頃です。