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「MagSafeデュアル充電パッド」レビュー④〜最終決断編 未来のAirPowerまではこれでいこう!〜

「MagSafeデュアル充電パッド」への最終判断

 「MagSafeデュアル充電パッド」のレビューを続けてきました。 

 これまでも概ね好意的な見方をしてきた「MagSafeデュアル充電パッド」ですが,10日間使用してきて,最終的に判断することにしました。

 結論からいうと,
「このままMagSafeデュアル充電パッドを使い続ける」
ということです!

 

やはり満充電後のデバイス発熱は小さい

 ここまで使用してきて感じたのは,当初のレビューで言及した「満充電後の発熱」に関してはMagSafeが最も信頼できるということです。  

 これまで使用してきた様々なQi充電マットでは,iPhoneの満充電後でもマット自体の発熱が止まらず,それに伴ってiPhone自体も熱せられる状態がどうしても気になる…ということは,これまでも繰り返し述べてきました。
 この点については,単体MagSafe,MagSafeデュアル充電パッドともに,これまでいくつもQi充電マットを試してきた中で,最も影響が少ないと考えます。

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 具体的にいうと…。
 もちろん,MagSafeが発熱しないわけではありません。
 しかし,
「MagSafeの本体が非常に小型であり,iPhone本体が充電マットと接していない面積が広いために,その熱の影響を受けづらい」
という理由があるのではないかと予想します。
 もしかすると,放熱の仕方や,電流のコントロール等,何らかのApple流の調整も影響しているのかもしれません。

 毎朝起床時に,iPhoneの発熱具合を確かめていたところ,iPhoneがほんの少しだけ温かくなっている日と,殆ど発熱を感じない日とまちまちでした。
 これが,「毎日発熱を感じない」というのであれば,明らかに発熱を防止する何らかの措置が図られていると考えますが,そうでない日もあるということで,そのばらつきに対する答えは分かりません。

 それでも,MagSafe以外のQi充電マットであれば,MagSafe以上に盛大に発熱するものが殆どですし,それが毎日のように続くことになります。
 MagSafeの発熱量は,熱に神経質な私でも許容範囲ですので,大方のユーザーの皆さんは,全く気にしなくてもいい程度なのでは…と考えます。

 まあ,AirPods等の小物の充電時には,やはり熱は帯びますね。
 ですから,MagSafeからはみ出る形で充電するiPhoneとの対比で考えると,MagSafeの「小型である」という利点が大きいのでは…と考えるに至るわけです。

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未来の「AirPower?」までは…

 MagSafe,とりわけ「MagSafeデュアル充電パッド」に関しては,「値段が高すぎる!」という批判はもちろんあるでしょう。

 しかし,先日ご紹介した「NOMAD Base Station Pro」のように,複数台のデバイスを一台で…等の付加価値が付くと,かなり高額になるQi充電マットも複数存在します。そして,それらは「発熱」の問題をクリアにできていません。

 だとすれば…。
 スリムな筐体のわりに価格がいくらか高いからといって,「MagSafeデュアル充電パッド」のよさが消えるものではないと,私は考えます。

 むしろ,あの筐体サイズに収めながら,発熱問題を最小限に抑え,しかもApple Watchとの同時充電でも単体MagSafeと同等の熱制御を実現していることは,称賛に値すると思います。

 将来的には,「発熱問題」をクリアするための技術が生まれてくるかもしれません。デバイスが満充電になったことを感知し,充電マット側の通電をなくせば済む話だとは思うのですが,技術的にこの部分が難しいのかもしれませんね。
 また,一旦は頓挫した「AirPower」のようなマットで,しかも過剰な発熱をMagSafe並に抑えた製品が出ることも考えられます。

 そのときまでは…。
 「MagSafeデュアル充電パッド」と「単体MagSafe」との両刀使いで,ワイヤレス充電に対応していこうと思います。

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 いや〜,これまでQi充電に関しては長い旅が続きました。
 ようやく最終決断ができ,ほっとしています。

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