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新型iMacにはIntelモデルも残る?〜Apple SiliconとComet Lakeの性能差が気になる〜

Intel iMacは残る?

 2020年のWWDCでApple Siliconが発表された際,Appleは,
「当分の間Intelチップ搭載のMacも併売する」
という趣旨の発言をしました。

 互換性を考えると,企業としては当然の策です。
 そして,初のApple Silicon搭載機として登場した13インチProではintel Macも併売されています。まあ,互換性を重視しないのであれば,性能が断然上のM1搭載機を選択した方がよさそうですが…。 

 しかし,その後の風潮としては,明らかに,今後Intelチップを搭載したMacは登場しないかも…と変化しています。
 昨年iMac27インチが改訂された際には,
「これがIntelチップを搭載した最後のiMacになる!」
と声高に語られましたし,MacBookPro14/16インチに関しても,Intelチップに関しては全くといっていいほど論じられていません。

「いよいよ本格的にApple Silicon化するんだな…」
と考えていたところに,意外な情報が飛び込んできました。

 2021年発売の新型iMacには,Mac専用Comet Lakeが搭載される?

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「Apple Silicon」 VS 「Comet Lake」の行方が超絶気になる!

 記事によると,

新型iMacのものとする、Intel Core i9-10910(Comet Lake)プロセッサと,65GBのRAMを搭載したAMD Radeon Pro 5700 XTとの組み合わせによる,Ashes of the Singularityベンチマークスコアが報告された。Tom’s Hardwareは,新型iMacのものと推察している

ということです。

 今回の「Intel Core i9-10910」は,型番からも分かるように新しい「RocketLake」ではなく,あくまでも現行の「Comet Lake」シリーズの改訂版のようです。
 記事では,Apple限定版チップとなるようです。

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 ベンチマークは以下の通り。
 マルチの数値もついに「10,000」を超えてきましたね!

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 現行iMacに搭載されている「Intel Core i9-10910」のデータがこちら。

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 まずもって最大の関心事は,IntelチップとApple Siliconの性能差がどの程度あるのか…という点です。
 「M1」を搭載した13インチProとAirに関しては,こと性能面に関してはIntelの面目丸つぶれ…という状態でした。

 互換性を考慮してIntel Macを残すのであれば,当然われわれは「ぶっちぎり」の性能をApple Siliconに期待してしまいます。
 また,当然27インチ後継機だとすれば,Apple純正GPUを搭載することになるでしょうから,こちらは対AMDということになりますね。こちらの「対決」も楽しみです。

 

疑問は残る!

 ただし,今回の記事そのものにも問題はてんこ盛りです。

 まずもって今回のチップを搭載する機種は,21.5インチ後継機なのか27インチ後継機なのかが,明記されていません。
 外部GPUを搭載することから,恐らく27インチ後継だとは思いますが,対Apple Silicon搭載iMacと同時に発表するにしては,どう考えてもパワーが足りないようにも感じます。それとも,あくまでもIntel Macは「互換性重視機」としての位置づけで,性能を語る機種ではないという割り切りがあるのでしょうか?

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 逆に心配してしまうのは,高性能Apple Siliconが,実はこちらが想像しているほどには高性能ではないのでは…という点。M1のずば抜けた性能をベースにして妄想を繰り広げている我々ですので,当然27インチ後継に搭載されるApple Siliconは,現行の「Intel Core i9-10910」をハルカに上回る性能を期待しています。
 果たして高性能Apple SiliconおよびApple純正GPUの性能やいかに?

 また,IntelMacとAppleSilicon Macの価格差も気になるところ。
 順当に,高性能AppleSilicon Macがお安く提供されるようになれば,いよいよ2021年は新生Macが本格的に起動する年になりそうですが…。

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