何と? iPhone13は「常時表示ディスプレイ」搭載?
今年発売されるiPhoneの名称は,「13」になるとか,「12S」になるとか…。
このまま行けば,充当に「9月」の発売になるとの見方がされていますので,ほっとさせられますね。
現在のところ,「12」からのマイナーチェンジ機と位置付ける見方が強いわけですが,そんな中でも注目されているのが「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」です。
Appleが提案する新しい認証方式であり,Face IDの弱点を補うという意味を持ち合わせるこのシステムは,我々ユーザーが待ち望んでいたものだけに,その精度や使い勝手が注目されますね。
そんな中,もうひとつの「売り」となりそうな機能についての情報が来ています。
次期iPhoneには「常時表示ディスプレイ」が搭載される?
「初号機」はバッテリーもちが鬼門
記事によると,
リーカーのマックス・ワインバック氏によれば,iPhone13シリーズは,常時点灯ディスプレイを搭載し,天体撮影およびポートレート動画撮影機能が実現される
とのことです。
まずもって注目のポイントは,「常時表示ディスプレイ」です。
現行のiPhoneでは,通知設定をしている情報に関してはロック画面上に通知されるようにはなっていますが,通常時のロック画面は消灯され,真っ黒の状態ですね。
これが,Apple Watchのように「常時表示ディスプレイ」機能が搭載されるようになれば,恐らくはある程度任意の情報が,通常時よりは薄い状態で常灯表示されることになるでしょう。
今回の記事で紹介されている画像では,「日時」「気象情報」「音楽」「アクティビティ」「電話」「メール」「メッセージ」等の純正アプリの表示を想定しているようです。
私もApple Watchの常灯表示は便利に活用させてもらっていますし,Series6になってからは,はスリープ状態でもタップするとコンプリケーションが作動するように改善されているため,先代よりも随分と実用的になりました。
iPhoneに関しては,「アプリ起動」までしてくれれば最高ですが,情報の表示をしてくれるだけでも非常に助かりますね。特に,「Apple Watchでの通知表示をさせるほどではない」という程度の情報のみ表示されるなど,Watchとの関連で表示を考えるのも楽しそうです。
もちろん,Watchを使用していないユーザーは,iPhoneでの情報収集が飛躍的に向上することになりますし。
しかし…。
嫌な予感もします。
それは,バッテリーもちに関する不安です。
Watchに最初に「常時表示ディスプレイ」が搭載されたSeries5は,バッテリーもちが最悪でした。Series4が良すぎた…という見方もできるかもしれませんが,その「差」にはあきれ果てたものです。
Series6になってやや改善しましたが,それでもSeries4には届かない印象。そんな中でiPhoneに「常時表示ディスプレイ」が搭載されると,これまでよりも大幅にバッテリーもちが悪化する…ということにならないものでしょうか?
Watch以上にバッテリーもちの悪さが命取りになりかねないiPhoneですので,ここは非常に大きな課題であると考えます。
ただでさえ,ディスプレイがハイリフレッシュレート対応するということですので,いくら省電力性に優れた「LTPOパネル」を採用したにしても,現状維持をキープするのは難しいような気がするのですが…?
「完成形」に近づく「13(12S)」?
記事では,この他に,「動画撮影の強化」「MagSafe充電の強化」「AirTagへの双方向充電」等,iPhoneの基礎を支える部分でのリフレッシュがあるとしています。
「マイナーチェンジ」と言われる「13(12S)」ですが,私には結構大きな機能アップ・機能改善が行われるメニューに見えます。
デザインの変更は無いものの,iPhone13がより「完成形」に近づくためのリニューアルだと考えることができそうです。
後はバッテリーもち。ここがダメになってしまっては,全てを台無しにしてしまいかねません。