まだ造ってなかったの?
3月に発表されるAppleデバイスの候補が日々減っていくような情報が出回っており,残念な思いをしている方も多いのではないでしょうか?
ニッチな製品と言える「AirTag」を除けば,主要なデバイスは「iPad」のみとなってしまいそうな勢いですね。
そのiPadに関しても,プロッサー氏は「iPads」とお茶を濁す次第…。
Proなのか,無印なのか,miniなのか…。
これまでは「Pro」は当確で,他の機種もあり得る…という説が有力でしたので,これだけは死守してもらいたいと願っているところです。何しろ,現行Proに搭載されている「A12Z」は,実質的には2年以上前の先代Proとほぼ同等の性能しかありませんので,さすがにこれ以上は待てない…というのが正直なところです。
そんな中,ようやく「生産」という内容の記事が来ているのですが,それが「ようやくMiniLEDの生産が始まった」というものでして…。
んっ?
これからパネル生産をしていて,3月に間に合うの?
1ヶ月以内で出荷できるとは…
記事によると,
MacRumorsによると,DigiTimesが業界筋の話として,台湾のEnnostar社がまもなくApple向けミニLEDバックライトユニットの生産を開始するようだと報じていることが分かった
今年第1四半期末(3月)か第2四半期(4〜6月)にAppleの「iPad Pro 12.9インチ」用ミニLEDバックライトユニットの生産を開始するようで,台湾LED大手のLextarがミニLEDチップを独占的に供給する
ということです。
いやいや,「待てよ!」と突っ込みたくなるのは私だけではないはず。
まだ製造していなかったんですか?
しかも,今回生産が始まるとされたのが「MiniLEDのバックライトユニット」ということであり,当然それ以降に他のパーツと組み合わせて「MiniLEDディスプレイ」のパーツを完成さて,それが更にiPad Proの全体組み立てへと進む…という工程を踏むはず。
つまり,MiniLEDの大元の部品ユニットの生産がようやく開始される…という情報なのです。
これ,3月の発売に間に合いますか?
しかも,記事にはiPad Proの発売時期が「今年第1四半期末(3月)か第2四半期(4〜6月)」とされているのも非常に気になりますね。
つまり,「3月」ではない可能性もあるということで…。
Appleが4月以降の発売を計画しているのであれば,当然今回の行程時期でも全く問題が無いわけで,もし今回の「生産開始」の情報が正しいとすれば,むしろこちらの説を強める形になっているような気がしてなりません。
「3月の夢」が露と消える可能性も…
これまでのAppleの例で言えば,3月の20日前後での製品発表が多い印象ですので,あと1ヶ月ないわけです。
果たして,この1ヶ月未満の期間内で,部品製造やユニット完成の工程を経て,ある程度の数のiPad Proを用意することは可能なのか?
これまで,
「今年の3月は,新製品の"夢のラッシュ"があるかも…」
と考えてきたわけですが,このままではその「夢」が露と消えてしまう可能性さえ出てきたようです。
間に合うのか?
間に合わないのか?
そもそも,3月に間に合わせるつもりがないのか?
さて,どのような結果になるのでしょうかね。