HomePodは将来的にロスレスに対応する?
6月にロスレス・ハイレゾ対応するというApple Music。
6月のいつ頃?
もはや期待しかありません。
WWDCで高らかに宣言してからの発表か?
しかし,iOS14.6もRC版が出ていることからも,もう間もなく登場することは間違いないでしょう。「14.6で対応」と言われているApple Musicのロスレス・ハイレゾですので,今後の動向が注目されますね。
14.6の登場が6月まで伸びるのか…?
14.6が登場したのち,6月まで待ってロスレス・ハイレゾ対応が始まるのか?
どうせだったら,14.6のリリースとともに,ロスレス・ハイレゾ対応も開始してもらいたいのですが…。別に6月まで待たなくてもいいんですよ,Appleさん。
さて,今回の一連の報道で話題になったのが,肝心のAppleのイヤホン・ヘッドホンが,現状ロスレス対応しない…ということ。これは片手落ち感が否めませんでした。 (ハイレゾは,そもそもDACを噛ませる有線接続でないと無理)
こちらに関しては,Appleが独自のロスレス対応BLUETOOTHコーデックを開発しているのではないか…という噂もあります。いずれにせよ,コーデックが進化しないと,Appleのウエラブルでロスレス再生するのは物理的に不可能ですので,対応が待たれるところですね。
そして,もうひとつ取り残された感のあるHomePod。
こちらも現状ではロスレス対応はしない…とされています。しかしこの度,将来的には対応してきそう…という記事が来ています。
ソフトウエアアップデートでの対応か?
記事によると,
Appleが「Apple Music」のロスレスオーディオに関するサポートドキュメントを公開し,「HomePod」シリーズは将来のアップデートでロスレスオーディオに対応することが分かった
ということです。
AirPods系は,BLUETOOTHでの接続という制限があったため,新たなコーデックを構築する必要があったわけですが,HomePodはWi-Fiでの接続。そもそもがAirPods系とは異なります。
Wi-Fi接続ということは,BLUETOOTHとは異なり,通信速度的な根本的な問題は元々クリアしているでしょうから,今回のロスレス・ハイレゾ対応のコーデックとなる「ALAC」の送受信そのものには問題は無かったはずです。
そこで出てくるのが「ソフトウエアアップデート」。「ALAC」適応のためにソフトウエアを調整することで,HomePodでのロスレス・ハイレゾ対応を実現しようということなのでしょう。まあ,当然と言えば当然の理に適った話です。
AppleはHomePod系にあまり注力していないようですので,「もしかしたら見捨てられるかも…」とも考えていましたが,そうはならずほっとしているところです。
となると同時に気になるのが,HomePodと併用している「SONOS One」です。
現在,イージーリスニング用に,HomePod×2,SONOS One×2の4台体制でシステムを組んでいます。
HomePodが対応してSONOS Oneが…となった際の無用なトラブルは避けたいところですが,SONOS Oneの対応コーデックを見ると,以下のように「ALAC」に対応しているようです。
そうなると,現在の4台体制で,ロスレス対応の音を楽しめる?
できることであれば,何の問題も無く,面倒な手間をかけずに,現在の音楽体制をそのまま移行したいものです。