来た! Android版Apple Musicのbeta版がロスレス対応!
いよいよ待望のロスレス/ハイレゾに対応したApple Music。
しかし,現状では,iPhone,iPad,Macといった,AppleデバイスのApple Musicに特化した対応であり,Android版Apple Musicでは従来のまま…という状況です。
ポータブル環境でApple Musicのハイレゾ音源を楽しむためには,iPhoneにDACを接続して聴くしかありません。
先日は,iPhoneで利用できる「Lightning−2.5㎜・4.4㎜」の変換アダプター「AS2000」を紹介しましたが,これだけではせっかくのロスレス/ハイレゾ音源を生かし切れていないようです。もちろん,気軽にある程度の音をバランスケーブルで…ということでは有効ですが。
しかし…。
主流とも言えるAndroidOSベースのDAPで利用している「Android版Apple Music」がロスレス/ハイレゾに対応してくれれば,門戸が大きく開かれることになります。
私は,ゼンハイザーの「IE900」をiBassoの「DX300」で聴いています。現状でも素晴らしい音なのですが,これでAndroid版Apple Musicがハイレゾ対応したならば,きっとIE900の実力を更に引き出してくれる…と大いに期待しています。
据え置きのUSB-DAC「UD-505」でロスレス/ハイレゾの音源を聴くと,別次元の音になりますので,きっとDX300の音質も向上するはずです。
そんな中…。
ついに具体的な動きがありました。
ロスレス/ハイレゾに対応する,Android版Apple Music「V3.6」のbeta版が発表されました。
いつ来るの?
記事によると,
Apple MusicのAndroid向けベータで,高音質の「ロスレスオーディオ」と、立体音響の「空間オーディオ」が利用可能になった。一般ユーザーも近日中に利用可能になるとみられる
とのことです。
以前から,Android版Apple Musicの「V3.6」でのロスレス/ハイレゾ対応が噂されていました。
今回の情報が正しければ,以前の情報通りに,Android版Apple Musicでもハイレゾ/ロスレスの音源を聴くことができるようになりそうです。
記事内には,beta版アプリの画像もありまして,iOS版同様に,ハイレゾ/ロスレスで聴くのか,AAC/256kbpsで聴くのか等,細かな設定ができるようになっています。
ということは,Android版だからといって,iOS版と比較して制約がある…ということはなさそうですね。いやいや,ほっとしています。
問題は,「いつ来るのか?」ということ。
アプリレベルにおいては,「beta版」が出てからどのくらいの期間で正式リリースされるものなのでしょうね?
Appleさん,できるだけ早くお願いします!