iPhoneの魅力、安定のリセールバリュー
数あるiPhoneの魅力の一つに、「リセールバリューの高さ」が挙げられます。
定期的に機種変を考えるユーザーにとっては非常に大切な観点で、「安心して購入できる」ということは端末の信頼性にも繋がります。
個人的に言えば、これまで私はAppleのOnlineShopから地元の家電量販店経由でiPhoneを手にしてきました。
iPhone3GS等の初期の段階から通例となっていた、キャリアからの購入という考え方から脱却できずにいたわけです。
もちろん当初は、現在ほど契約の多様性はありませんでしたし、キャリアのロックが標準でした。また、加熱した値引き合戦の恩恵も受けましたし、自宅光回線とリンクされた値引きもありました。
もちろん、本体価格を分割にして支払う…という考え方がデフォルトになってしまっていたということもあります。
しかし、近年、その状況が一気に変わり始めています。
キャリアのSIMロックが原則禁止となりそうですし、格安プラン導入によって、抱き合わせによる割引きの意味合いも大きく薄れました。また、総務省の取り締まりが厳しくなり、各種「割引き」もしづらい状態となっています。
ということで、次回のiPhone購入では、「キャリア離れ」を考えていることを以前書かせていただきました。
しかし、この考え方ができるのは、
「自腹購入したiPhoneが、ある程度の値段で売却できる」
という保証があってこそです。
この度、iPhone12シリーズのリセールバリューに関する記事を見つけました。
堅調のようです!
iPhone12シリーズ、安定のリセールバリューを維持!
記事によると、
アメリカの中古スマートフォン販売価格サイトのSellCellの調査によると、iPhone11シリーズが発売後6カ月で平均約43.8%のリセールバリューの落ち込みを記録したのに対し、iPhone12シリーズは平均約34.5%しか価値が落ちなかった
ということです。
そのデータがこちら。
いずれも発売後1ヶ月程度で一気に価格が下がりますが、iPhone11シリーズがそこから横ばいに推移するのに対し、iPhone12シリーズでは逆に上昇に転じています。
iPhone12シリーズに関しては、発売後6ヶ月のデータしかありませんので、今後の推移については不透明な部分もありますが、少なくても発売後6ヶ月までのデータで見ると、iPhone12シリーズの人気の高さがうかがわれます。
このリセールバリューがあれば一括購入も…
この安定したリセールバリューがあれば、「48回払いで購入し、24回支払えば残りの支払いを免除(ただし同一キャリアでの機種変必須)」という、恐怖のキャリア縛り地獄から脱却し、Appleからの一括購入にも踏ん切りが付きます。
最初の資金は必要となりますが、それ以降は2年間で半額をやや下回るほどの価格で売却できることになりますので…。
2年というくくりに縛られることなく購入できる…という安心感もありますし、これまでのまるで「レンタル使用」のような感覚から逃れ、「自分のiPhone」として利用できる感覚にも戻れます。
「一括購入」が無理なのであれば、先日記事にしたような24回分割という選択肢もありますし。
いずれにせよ、このような自由を与えてくれる背景には、iPhoneのリセールバリューがあるということを忘れてはいけません。
iPhoneユーザーにだけ与えられた特権です。
有効に使わない手はありませんね!