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Mac ProのGPU、「Radeon Pro W6800X/6900X」が選択可能に!〜アップグレード対応Mac Proの醍醐味〜

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Mac ProのGPU、アップデート!

 先日、新型Xeonを搭載したMac Proが2022に発売されるのでは…という話題話紹介しました。  

 Apple Silicon搭載Mac Proは、筐体がより小さくなって、こちらも2022年には何とか登場するのでは…という予想もあります。
 これまでの情報で考えると、先に新型Xeon搭載Mac Proが発売され、後にApple Silicon搭載機が登場する…という展開なのでしょうか?

 この「Intel版Mac Pro」販売継続は、これまでも話題に上っていたことではありますが、Intelチップにしか対応しないアプリをフォローする目的なのか、それともApple Silicon搭載機登場までの時間稼ぎなのか…?

 Intel版Mac Proに関しては、「その次はあるのか?」ということも含めて、どのような展開になるのかに注目ですね。

 さて、そんな中…。
 いきなり、現行Mac Pro(2019)のGPUに新型が登場しました。
 現行Macにも手厚くフォローするあたり、好感がもてます。

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 最大50%のパフォーマンスアップ?

 記事によると、

Appleが、Mac Proに新しいGPUオプションとして、AMD Radeon Pro W6800X、W6900X、W6800X Duoの3種類を追加した。オンラインのApple Storeではすでにオプション指定が可能になっている

ということです。

 どうやら、カスタマイズできる上位版のGPUを、これまでの「Radeon Pro Vega II」シリーズから、「Pro W6800X/6900X」シリーズへと変更したようですね。

 この「Pro W6800X/6900X」シリーズすでに6月にAMDが発表していたもののようです。

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 記事によると、「Octane X」で最大84%、「Cinema 4D」で26%、「DaVinci Resolve」では23%と、その性能アップにばらつきはあるものの、総じて数十%以上のパフォーマンスアップにはなっているようですね。

 また、以下のように、Mac Proのカスタマイズ欄を見ると、すでに「Radeon Pro Vega II」は選択できなくなっているため、上位GPUを狙うのであれば、今後は自然と「Pro W6800X/6900X」シリーズを選択することになりそうです。

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 モジュール式Macの強み

 MacのWindows機に対する弱みの一つに、カスタマイズ性が挙げられます。
 iMacやMacBook Proのようなハイパフォーマンス機にしても、カスタマイズできるのは「CPU」「メモリ量」「SSD量」程度のもの。しかも選択範囲は数種類しかないことが殆どで、もちろん基本的には購入後のアップグレードはできません。

 しかし、Mac Pro(2019)は、各種パーツをモジュール式で組み立てるような構造になっており、Windows機ほどの自由はありませんが、多様なカスタマイズが蚊のようとなっています。
 さらに、そのモジュールを交換することで、購入後のカスタマイズができることも魅力の一つ。今回のGPUにおいても、「単品」での購入が可能となっており、以前の「Radeon Pro Vega II」からのアップデートができるようになっているのは嬉しいことですね。

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 かくいう私も、「Radeon Pro Vega II」搭載のMac Proを使用しています。
 さすがにこの値段を気軽にアップデートする余裕もありませんし、それほどのパワーを常時有効活用する使い方をしておりませんので、触手は伸びませんが、「とにかくパフォーマンスを…」と考えているユーザーであれば、今回のアップデートは非常にありがたいのではないでしょうか?

 それにしても…。
 このタイミングで従来機種のアップデートを図ってきたということは、新型Xeon搭載のIntel版Mac Proの登場は1年後かな?

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