Apple Watch Series7の発売時期が遅れる?
9月に入り…。
今後は新製品発表まで楽しみな日々が続くのか…と思いきや、ここに来て驚きのニュースが入ってきました。
なんと、これまではiPhone13シリーズとの同時発表・発売が予想されていた「Apple Watch Series7」の発売が遅れるかもしれない…というのです。
何でこの時期になって…?
「小規模生産」で決定的な課題に直面?
記事によると、
日経の英字メデイアNikkei Asia(以下、日経)は、Apple Watch Series 7は先週から小規模な生産を始めたものの、満足のいく生産パフォーマンスに達するまでに決定的な課題に直面したという複数の事情通の話を伝えている
ということです。
まずもって、発売に向けた量産を控えた「小規模生産」の段階になって、「決定的」とも言える問題が生じる…ということに衝撃です。
最終段階も最終段階。
恐らくは、誰もがそのようなトラブルを想定しない時期での「まさかのトラブル」ということなのでしょう。
その原因としてNikkei Asiaが報じているのは、
前世代のモデルとは大きく変わるとされるデザインの複雑さによる可能性があり、現場では電子モジュール、コンポーネント、ディスプレイを組み立てる際の問題に直面している
ということです。
しかしですよ、筐体デザインが変更になる…というとは、数ヶ月前からリークとして流れていた情報であり、当然Appleや製造者側は、それを想定した上でここまで準備を進めてきたはずです。
コロナ禍の影響で、Appleと生産者側との直接の行き来ができなかった…等、この記事内では要因を探っていますが、そんなことは昨年から変わらないわけで、私には「トラブルの原因」とも考えられないような事柄だと思われます。
この記事の内容が確かなのであれば、その直接の原因がAppleにあるか、製造者側にあるかは分かりませんが、それをこの段階まで気付けなかったAppleが「やらかした」ということになるでしょう。
「組み立て」の段階でのトラブル…なんて、あまり聞いたことがありません。
技術的なことであれば別ですが…。
さて、どの程度の遅れになる?
さあ、一体どの程度の遅れが生じることになるでしょう。
もし組み立てが原因で製造がストップしているのであれば、そもそも量産が難しい状況になっているということでしょう。
だとすれば、中途半端に少量を販売するのではなく、ある程度の在庫が確保され、その後の量産体制に目処が付いた段階での販売を希望します。
そもそもが、今後も1年ごとに機種変更されるであろうApple Watch。
「欲しいのに、在庫切れで長期間手に入らない」
というユーザーが出てしまい、先に手に入れたユーザーとの間に不公平感が生じるのが最も良くないと考えます。
どうせトラブルが起きるのなら、ユーザー全体が平等になるような手立てを打ってもらいたいものです。
それよりも…。
このトラブルが、iPhone13シリーズやMacBookPro14/16インチ/Mac Miniの発表・発売に影響が出ないことを切に願います!