「iPhone13 Pro + MagSafeデュアル充電パッド」を楽しみにしていたが…
iPhone13 Proを購入し、ようやくこれまでiPhone11 Proで使用していた「MagSafe」を本格的に活用できる環境が整いました。
iPhone11 Proには背面のマグネット構造がありませんので、完璧にフィットすることができず、せっかくのMagSafeを、通常のQi充電機としてしか利用できていなかったわけです。
それでも、昨年に単体MagSafe、MagSafeデュアル充電パッドを購入して使用してきました。
しかし…。
当初はそれほど気にならなかった発熱が、夏以降目立つようになり、Lightning経由の充電に切り替えたりと、試行錯誤してきました。
その中でも、
「iPhone13 Proに機種変し、MagSafeを正当に使えるようになったら、いくらかでも発熱が減るのではないか…」
という期待を抱いていたわけで…。
ところが…。
実際にiPhone13 Proを手にして、いざ実践…となった段で、意外な落とし穴にはまってしまいました。
iPhone13 Proに純正のレザーケースを装着すると、「MagSafeデュアル充電パッド」に密着できません!
割高な純正品を買わせておいて… これは裏切りだ!
どういうことかというと…。
iPhone13 Proに純正のレザーケースを装着したままで「MagSafeデュアル充電パッド」にセットしてみると、以下のようにレンズ周辺部の出っ張りがパッド本体に「乗り上げてしまって」、背面を密着させることができないのです!
これが背面全体に渡る結構な隙間になるため、
「iPhone1の背面を所定の場所にしっかりと密着させる」
ことによって効果的なワイヤレス充電を行うという、MagSafe充電器の定義をも揺るがす事態になるわけです。
この状態でも一応は充電できるわけですが、密着していない分の充電ロスはかなり大きいことが予想されますし、それに伴い、最大の敵である「発熱」が加速することは想像に難くありません。
これには、かなりのショックを受けました。
当然Appleは、「MagSafeデュアル充電パッド」を正式にiPhone13 Proの対応アクセサリとして認可しています。
ケースを外すとギリギリ正常なかたちでの利用ができるようですが、わざわざMagSafeデュアル充電パッドでの充電のためにカバーを外す人はいないはず。
ケース側にもマグネット構造を取り入れていることから、Appleとしても当然、ケース装着のままでの充電をデフォルトとして考えていることは明らかです。
私は、Apple側の裏切りだと感じました。
我々がかなりお高めの純正品を購入するのは、Appleを信頼しているからこそ。
それなのに今回のように、明らかに通常使用ができなくなるような状況を生み出したのでは、その信頼をみすみす手放してしまうことに繋がります。
先日の「マスク装着時Face ID解除」ができない…ということも同様。
どちらにしても、事前チェックをしっかり行えば発見できた事象でしょう。だとすれば、Appleはこれらの不都合な点には目をつぶって製品を投入したことになります。
非常に残念です!
単体MagSafeで行く!
幸いにも、私は単体のMagSafeを2個購入していましたので、こちらでiPhone13 Proの充電具合を確かめていくことにします。
これからApple純正のMagSafe充電器購入する方は、「MagSafeデュアル充電パッド」の購入には気をつけた方がいいかもしれません。