HHKB Professional HYBRID Type-S雪が限定発売
それまで使用していたREALFORCEから「HHKB Professional HYBRID Type-S」に乗り乗り換えたのが今年の8月。
以前はできなかったMacでのキーマッピングが可能になった…ということを知ったのがきっかけでした。
それまではREALFORCEのよさを信じ、HHKBの独特なキー配列に尻込みしていましたが、REALFORCEの打鍵感に、
「もっとスコスコ感が欲しい…」
と完全には満足していなかったのも事実でした。
思い切って飛び込んだHHKB。
それまでのHHKBに対する不安は、導入後一瞬にして吹き飛び、その甘美なまでの打鍵感の虜になりました。
個人的には、REALFORCEが霞むほどの打ち心地。もう他のキーボードには戻れません。何というか、「いつまででもキーを打ちたくなる」という心地。
もし、キー配列が心配で躊躇している方がいらっしゃったら、思い切ることをお薦めします。本当に何の心配も要りません。すぐに慣れますから。
さて、そんな「HHKB Professional HYBRID Type-S」ですが、「真っ白」タイプが登場したようです。英語/日本語ともに1,250台ずつの限定モデル。まだ在庫はあるようです。
オプションで印字無しにも…
記事によると、
株式会社PFUは、Happy Hacking Keyboard(HHKB)生誕25周年記念モデルとして、純白筐体を採用した「HHKB Professional HYBRID Type-S雪」を発売した。直販価格は3万6,850円。
ということです。
当然機能面はHHKBのフラッグシップである「Professional HYBRID Type-S」そのままに、「雪」をイメージした白色を採用しています。
ノーマル「Type-S」の外箱は「漆黒」ですが、「雪」は当然ながら真っ白。こだわってますね。
標準版の「白」モデルとの比較がこちら。
「白」は、どちらかというとおなじみのアイボリー系の色となっていますので、その違いは明白です。
色以外のポイントは、「HHKB25周年」を記念した「25」の印字。
悪目立ちすること無く、いいアクセントになっていますね。
更におもしろいのが、オプションの「無刻印キートップセット」を購入すると、キートップか完全な「真っ白状態」にできることです(下の画像は英語配列版)。
私はノーマル(白)の「日本語配列版」を使用していますが、ご存知のとおり、「日本語配列版」とはいえキートップにはアルファベット印字しかありません。
しかも私の入力方法は「仮名入力」。この環境でブラインドタッチを行うという変態行為を行っているわけです。つまりは、キートップの文字を見ないで印字しているのですが、さすがに最上部の「数字/Fキー」を使用する際には目視していますので、全取っ替えは厳しいか…。
しかし、完全にキー位置を指が覚えているプロであれば、全く違和感なく使用できるのではないでしょうか?
周囲にこの状態で使っている人がいたら、しばらく見入ってしまいそうなほどにインパクトがありますね。
高級キーボードのすすめ
キータッチというものは完全に好みの問題なのですが、それにしても「高級キーボード」には高級なだけの理由があります。
私はWindows時代にメカニカルタイプの「FILCO Majestouch」にはまっていた時期がありました。その後、より自然なタイピングを求めてREALFORCEに移った経緯があります。
文字をある程度打ち込むユーザーであれば、常にキーボードと接しているわけで、その最も身近なインターフェイスがしっくりきているかどうかは非常に重要なポイントです。
「HHKB Professional HYBRID Type-S(ノーマル版)」は確かに「35,520円」と高価です。REALFORCEも3万円ほど。
しかし、毎日毎日大量のタイピングをするキーボードです。私は、使用頻度が高いものこそ投資すべきものだと思いますし、大前提としてこの程度の投資であれほどの打鍵感を得ることができるのであれば、「喜んで!」という感じです。
それだけ私にとっての「HHKB」との出会いは素晴らしいものでした。
食わず嫌いしないで良かった…と心から思っている今日この頃です。