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乃木坂46 10周年にみる影〜1期生の絶大なる魅力と確実に襲うであろう停滞〜

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乃木坂46 10周年にみる影

 久々に乃木坂46について書こうかと思います。
 そもそも本ブログで乃木坂46を取り上げようと考えたのは、初代センターである生駒里奈さんが、我が秋田県の出身だから…という単純な理由です。正に父親目線でここまで見守ってきました。

 AKB48の公式ライバルとして立ち上げられ、当初は思うような人気を得られずに苦悩した日々。特に人気による序列という面で苦しんだ生駒さんの姿は痛々しくもありましたが、卒業後の活躍する彼女の姿を見ると、「あの頃の苦悩が強くした」と感じる部分が非常に大きいです。

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 また、乃木坂46の1期生には自らのコンプレックスを抱えながら活動していたメンバーが多く、そんな彼女たちも努力を積み重ね、人気が向上する中で飛躍していきました。

 2021年、ついに乃木坂46も活動10年を迎えました。
 そんな中で起こっているのは、メンバーの卒業ラッシュです。
 「アイドル」というくくりで考えると、さすがに10年という期間は長すぎます。数年前から主力の卒業が続いていましたが、2021年もその流れは止まらず…。
 12月31日で生田絵梨花さんも卒業することで、1期生でエース級として活躍するのは齋藤飛鳥さんのみとなりました。

 また、2代目キャプテンである秋元真夏さんも、梅沢美波さんが「副キャプテン」に指名されたところを見ると、近々の卒業が決まったようにも思えます。2022年は、1期生が全ていなくなる…なんてことも考えられる展開になってきました。

 

人気グループにおける「1期生」

 考えてみれは、今や完全に勢いを失ったAKB48も、困難な時期を堪えた1期生のメンバーが絶対的な魅力を放っており、そこに後から加入したメンバーが融合することで全盛期を迎えました。

 乃木坂46も、1期生が抜け続けるのを、3・4期生がカバーしている状態です。
 この3期生が豊作で、乃木坂46のブランドを守りながら外仕事もこなしてるほど有能なのですが、どうもお利口さん過ぎるというか…。1期生のようなバイタリティーは感じません。バイタリティーが無くても、「乃木坂46」というネームバリューで仕事をもらえる実情にあるからでしょう。
 この傾向は4期生に顕著で、かわいらしさはあるのでしょうが、人間的な魅力を発信しきれずにここまで来ているように感じます。

 恐らく…。
 1期生が抜けた後の乃木坂46は、AKB48のように急速に凋落していくことになるでしょう。アイドルとはいえ、やはり最後は人間力。ただ単にかわいいだけではなく、その裏側にある人間的な魅力が支持されるのだと考えます。
 人気となるグループでは、成功に導いた1期生の人間的な魅力が支えになっており、後継メンバーがそれを受け継いでいくのは非常に難しい(不可能といってもいいほど)のだと感じます。

 最近の乃木坂46に関しては、特にその傾向が強いかと…。

 

貪欲さが欲しい…

 何年か前の「乃木どこ」「乃木中」の中では、1期生が2期生や3期生に対して「もっと貪欲になれ…」と語るシーンがあったように記憶してます。
 「0」の状態からグループを立ち上げた身からすると、何をどのようにこなしていかなければいけないかが見えているのだと感じました。

 先日、10周年記念アルバム発売に向け、YouTubeでショートダンスのプロモーション動画が流れておりましたが、私は生田絵梨花さんの踊りの美しさに目を奪われました。

 踊りに品があるのです。
 また、指先にまで神経が行き届いているのが分かる非常に繊細な踊りになっています。リズム感も抜群で、そのパフォーマンス力の高さが一見で分かる動画になっていました。

 逆に…。
 3期生、4期生の動画を観ると、その実力の差に驚かされます。
 もちろん、経験が違う…といわれればそれまでですが、本当にそれだけでしょうか?
 もちろん、4期生の中にも素晴らしいパフォーマンスをしていた方が数名いらっしゃいましが、そのパフォーマンスがグループ全体のスタンダードとなるときが来るのか?

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 貪欲さをもってグループ全体のレベル維持に努めてもらいたいところですが、もしかすると非常に厳しいのかもしれません。

 メンバーの魅力、グループとしての勢いでは、完全に日向坂46に分がある昨今。
 いよいよもって乃木坂46の命運が気になる2022年となりそうです。

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