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iMac Proの発売時期が夏に延期?〜それより気になるMiniLED劣化の噂〜

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iMac Proの発売時期が夏に延期?

 先日は、新型iMac Proに搭載されると噂の「12Core Apple Silicon」の性能に関する記事をご紹介しました。 

 ようやく発表時期以外の具体的な話題が出てきたわけで、事態が進展していきそうな予感も感じ取ることができました。

 まあ、その裏には新型のiMacに関するもやもやとした気持ちがあるわけです。
 それは、すでに発表済の「M1 Pro/Max」を搭載するiMacと、それ以降の超高性能新型Apple Siliconを搭載するiMacとの違い。
 性能面についてはもちろんですが、登場時期やモデル構成などに関する情報が足りていないのです。

 現状のMacにおいては、Apple Siliconの移行期ということもあり、デスクトップ機の選択の余地がない状態となっています。
 ある程度以上の性能を求めるのであれば、M1搭載の原稿Mac miniでは少々不安。といって、Intelチップ搭載のiMacを今購入する理由も見当たりません。

 だからこそ、
「いつ頃、どんな機種が発表される予定なのか…」
ということが知りたいユーザーは数多いはずです。今後に向けてのビジョンがつかめませんので…。

 そんな中、今度はiMac Proの登場が「夏に延期」という記事が来ています。
 そして、更に気になるディスプレイ関連の情報も…。

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リンク

 

劣化版MiniLEDディスプレイになる?

 記事によると、

DSCCの最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏がTwitterに、iMac Proの発売時期と同モデルにおけるミニLEDバックライトのローカルディミングに関する予想を投稿した

ということです。

 まずもって、
「iMac Proの発表時期は夏になる…」
とのこと。
 まあ、これまでも「WWDCで一挙発表」という説もありましたのでそれはそれとして、遅れて発表されるのが「M1 Pro/Max」以上の性能をもつ新チップ搭載機だけなのか…という部分がはっきりしませんね。
 春に「M1 Pro/Max搭載」のiMac・Mac miniが登場していれば全く問題がありませんので、ここだけはお願いしたいところ。

 そして…。
 それ以上に気になるのが、「MiniLEDディスプレイ」に関する話題です。
 これまでも、新型のiMac Proのディスプレイは「MiniLED」になる…という噂がありますが、価格上昇とどう向き合うかという問題を抱えていると考えてきました。

 この問題に関して今回の記事では、

同モデルにおけるミニLEDバックライトのローカルディミングの分割エリアは、12.9インチiPad Pro(第5世代)や新型MacBook Proよりも少ない

としています。

 「ローカルディミング」とは、
「液晶の絵柄に応じて、バックライトの明るさを複数のエリア単位に制御し、明るい部分はより明るく、黒い部分はより黒く再現する」
ことのようです。

 つまり、MiniLEDディスプレイではLEDが小さくなることで、ディスプレイを分割しその単位ごとに色描写を行うことが可能になるわけです。
 この際、もちろん分割数が多ければ多いほど細かい色管理ができるわけで…。

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 その分割数が「iPadPro12.9インチやMacBook Proよりも少ない」となると、当然ディスプレイとしての品質としては落ちることになるのではないでしょうか?
 具体的に言えば、
「黒が他のMiniLEDディスプレイよりも締まらずに、ぼんやりと白く光ってしまう」
「HDRのメリハリがはっきりとしなくなる」
等々…。

 これは「劣化」と捉えていいのではないでしょうか?

 

コスト、歩留まり対策か?

 個人的な予想ですが、この「劣化」には、以下の2つの理由があるのではないでしょうか?

①コスト削減

 一つ目は単純なコスト削減です。前掲の本ブログの記事でも、MacBook ProのようなMiniLEDディスプレイを搭載するとなると、現行のiMacと比べと価格帯が大幅に上がってしまうのではないか…と書きました。
 だからこそ、「MiniLEDでは無く従来のLCDという考え方もあるのでは…」としたわけですが、もしAppleがMacBook Proとの整合性を重視するのであれば、今回のような、
「若干品質を落としたMiniLEDディスプレイを採用する」
という選択をする可能性はあるでしょう。

②ディスプレイの歩留まり

 昨年MiniLEDディスプレイが登場した際には、生産時の歩留まりの悪さが言及されていました。MacBook Proよりもかなり大型となるiMac用のディスプレイで、これまでと同じ品質のMiniLEDを生産するとなると、その歩留まりの悪さに拍車がかかるのでは…と考えます。
 大型のディスプレイの安定した生産を目指すときに、ローカルディミングの分割エリアをより粗くすることでミスを減らすことができるでしょう。
 当然歩留まりが上がると、価格の低下にも繋がるでしょうし…。

 しかし…
 せっかく絶賛されたMacBook Proと同等のディスプレイが付属しないというのは、それはそれで痛いような気もします。

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